DeNA・宮崎 7年ぶり「4番弾」など3安打3打点!“天敵”攻略、2位浮上へ導く

[ 2025年8月3日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA7―4巨人 ( 2025年8月2日    東京D )

<巨・D>5回、2ランを放つ宮崎(撮影・藤山 由理)
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 DeNA・宮崎敏郎内野手(36)が2日の巨人戦で7年ぶり4本目の4番弾を含む3安打3打点で7月25日以来、8日ぶりの2位浮上へ導いた。前日に離脱した牧の代役として4月16日以来、今季5度目の4番出場。初回は遊撃への先制内野安打でグリフィンから今季20イニング目での初得点を叩き出し、5回には74日ぶりとなる2号2ランを左翼席へ運んで3連勝に貢献した。

 実に7年ぶりの「4番弾」だった。4―1の5回無死一塁。宮崎は船迫の直球を前さばきで引っ張った。普通ならファウル。バットを内側から出したことで、フェード回転の打球がファウルゾーンから戻った。左翼ポール直撃の2号2ラン。三浦監督から「芸術的」と絶賛されても、照れ屋で口下手な男は「そんな技術はないっす」とニコリともしなかった。

 主砲の牧を上半身のコンディション不良で欠く危機的状況でチーム最年長の36歳が、4月16日の巨人戦以来の4番に入った。初回2死三塁では先制の遊撃内野安打を放ち、今季3戦3勝を献上していたグリフィンから20イニング目で初得点。「勢いづけられたのなら良かった」。この回さらに2点を追加し、天敵左腕を4回4失点でKOした。そして5回の一発は、宮崎にとって18年6月18日西武戦以来、2602日ぶりの4番でのアーチだった。

 牧の代わりはできなくても、全員で一丸となって戦うことはできる。主将が離脱した前日。野手ミーティングで宮崎は「全員がキャプテンのつもりでいこう!」と熱い言葉でナインを鼓舞した。伝え聞いた指揮官は「牧がいない間は全員で束になってかかっていく。ベテランの宮崎が発言してくれて、チームが一つになれた」と感謝。本人は「いや、言ってないっす」とけむに巻いたが、言葉だけでなくバットでも3安打3打点でチームをもり立てた。

 「いやもう、牧の後(の4番)っていうのはなかなか…。責任はあるけど、4番目っていうイメージ」。仲間がいれば、その責任を一人で背負いこむ必要はない。前日の山崎に続いて難敵を撃破。3連勝で7月25日以来、8日ぶりに2位に再浮上した。「本当に頼りになる。最年長で体にむち打って頑張ってくれている」。そんな三浦監督の言葉に「(疲れは)ないっす!」。どこまでも照れ屋で口下手だ。(鈴木 勝巳)

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