松坂大輔擁した98年以来の春夏連覇へ 横浜・阿部葉の“夏を勝ち切るには”令和最強軍団の夏が始まる

[ 2025年8月3日 08:00 ]

<甲子園練習日・横浜>打撃練習で汗を流す横浜・阿部葉(撮影・中辻 颯太)
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 8月5日に開幕する夏の甲子園。今春の選抜を制した横浜(神奈川)が、2日に甲子園練習に登場した。村田浩明監督は「凄く選手たちの顔も動きも良かった。抽選相手が決まれば、思いも高ぶり、試合に入っていける」とチームの状況を語った。

 松坂大輔(本紙評論家)を擁した98年以来、27年ぶり2度目となる春夏連覇の偉業へ挑む横浜ナイン。春夏連覇へ鍵になるのは2年生から主将を務める阿部葉太(3年)。7月22日の神奈川大会準々決勝では1点ビハインドの9回2死二、三塁、フルカウントまで追い込まれるも逆点サヨナラ2点適時を放ち勝利に貢献した。

 何度も窮地のチームを救ってきた阿部主将の思いは強い。7月4日。夏の大会前、最後の練習試合後には「昨夏との違いはやはり負けたら終わりと言うこと。去年はキャプテンではあったが、自分の代の夏ではなかったのでそこは全然違う。だからこそ勝ちたい」と最後の夏への思いを語った。

 今春の関東大会準決勝では専大松戸に惜敗。新チーム始動からの連勝は27でストップした。しかし、その負けが阿部主将含め、横浜ナインをさらに強くした。「もちろん負けた時は落ち込みがあった。悔しい思いをした。それでも負けた時からは夏を絶対に勝ちきる思いがみんな強くなった」と阿部。一つ、一つのプレーを大事にし、今まで以上に練習に熱が入ったという。目の色が変わった横浜ナインは強豪ひしめく神奈川大会を勝ち抜き、再び聖地に戻ってきた。

 夏を勝ち切るには――。阿部は言う。「気持ちです。とにかく“熱く”ということを胸にプレーします」。令和最強とうたわれる横浜の夏が始まる。(記者コラム・小林 伊織)

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