今永昇太「自分のやることは変わらない」5回3失点&今季最多8奪三振で8勝目 首位攻防戦3連敗を阻止

[ 2025年7月31日 07:11 ]

ナ・リーグ   カブス10ー3ブルワーズ ( 2025年7月30日    ミルウォーキー )

ブルワーズ戦で今季8勝目を挙げたカブス・今永昇太(AP)
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 カブス今永昇太投手(31)が30日(日本時間31日)、敵地でのブルワーズ戦に先発登板。5回を投げ5安打、2本塁打、8三振、無四球、3失点の力投で今季8勝目を挙げた。

 試合後、今永は険しい表情のまま「前回は体のメカニズム自体があまり良くなかったので、その原因をしっかりとピッチングコーチと分析して、今日の登板に臨んで、チームが勝てて良かったです」と試合を振り返った。

 1点の援護をもらって迎えた初回、2者連続で三振に打ち取った後、3番・コントレラスにカウント1ー2から外角高めに浮いた82・7マイル(約133・1キロ)のスプリットを左翼席に運ばれ、同点に追いつかれた。2回、3回は無失点に抑えたが、4回にはこの回先頭のコントレラスに2打席連続となる一発を右翼席に運ばれた。逆方向への一発に、打球がスタンドに入った瞬間、マウンド上で今永はのけ反って驚きの表情を浮かべた。

 5回には1死から連打で二、三塁とされ、続く1番・フリリックに左犠飛されて3点目を失ったが、5回までに8三振を奪う力投を披露。打線も6回までに8点を奪い、今永を援護した。今永はそのまま5回を投げ終えたところで89球で降板した。

 今永は前回登板した25日(同26日)のホワイトソックス戦でメジャー初の先頭弾を含む3発を浴びるなど、日米通じてワーストとなる12安打を浴びて7失点。今季最短でメジャー最短タイの3回0/3で降板し「ちょっと自分の思ったように体を動かせなくて、パフォーマンスも上がらなかった」と話していた。今回はその悔しさを晴らすマウンドでもあった。それだけに、この日は「前回はちょっと体の中のずれがあったので、そのずれをこの中4日間の中でうまく修正して臨むっていうことが一番大事だったので、それが今日はできました」と自らに及第点を与えた。

 今永の力投にカウンセル監督も「昇太の内容は私たちが望むレベル達していたと思います。四球はなく、8奪三振です。コントレラスの2本目の本塁打は、ただただ脱帽するしかありません。でも、彼は本当に良い投球をしました」と喜んだ。チームは同率首位に並んでブルワーズとの首位攻防3連戦に突入し、この日の勝利でスイープを回避して1勝2敗。貯金を18に戻して、2ゲーム差での2位に食い下がった。

 連敗ストッパーの役割をしっかり果たした今永。この日のような重要な一戦に臨むにあたり、特に集中力を高めたのか?と聞かれると、こう言ってそれを否定した。

 「これが1試合目だろうが100試合目だろうが、この首位攻防戦だろうが、自分がやらなければいけない仕事は変わらない。結果的に2連敗で今日も臨みましたけど、別にこれが仮に3連勝目でも自分がやるべきことは変わらない」

 投げる試合はすべて全力で勝ちに行く。その先にポストシーズンへの道が開けてくる。

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