【高校野球】愛知は豊橋中央が春夏通じ初の甲子園!幼なじみバッテリーで夢叶え「うれしい」喜び爆発

[ 2025年7月27日 19:07 ]

第107回全国高校野球選手権愛知大会決勝   豊橋中央6―5東邦 ( 2025年7月27日    岡崎レッドダイヤモンドスタジアム )

<豊橋中央・東邦>初の甲子園出場を決め、抱き合う豊橋中央の捕手・松井と先発・高橋
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 豊橋中央が東邦を下し、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

 聖地までの道のりは苦難の連続だった。3―1の7回は2死満塁のピンチを何とかしのいだが、9回に2失策が絡んで同点に追いつかれると、試合は無死一、二塁のタイブレークで始まる延長戦に突入。10回表の攻撃で無得点に終わったが、その裏、サヨナラの危機も正捕手・松井蓮太朗(3年)が三塁線に上がったバントに飛び込んで捕球するなど好守備を見せ、無失点でしのぎきった。

 試合は3―3のまま11回へ。無死満塁に好機を広げると、松井が中前に2点打を放ち、勝ち越しに成功。さらに、二塁走者として三塁にスタートを切る姿勢を見せ挟まれる間にに三塁走者が生還し、見事に重盗を決めて3点目を奪った。

 11回裏、追いすがる東邦に2点を返されたものの2死から先発・高橋大喜地(3年)が149球目で最後の打者を右飛に打ち取り、ゲームセット。死闘の末、悲願の甲子園切符をつかんだ。

 豊橋市内の学校が甲子園に出場するのは1951年豊橋商以来、74年ぶり。初の甲子園出場を決めた砂田隆晴主将(3年)は涙が止まらず「応援がなければここまで来れなかった。応援ありがとうございます」としゃがれた声でスタンドに感謝した。

 愛工大名電、東邦と「私学4強」の2チームを倒しての甲子園に萩本将光監督は「我々は名古屋を倒す。私学4強を倒す。豊橋から名古屋を倒す。そこだけでした」と胸を張った。

 ピンチの場面でアントニオ猪木のモノマネをするなど、自分自身をマウンドで鼓舞したエース・高橋は「ここで行けなかったら漢(おとこ)じゃない」と満面の笑み。11回を1人で投げ抜いた決勝マウンドを「今まで一番楽しかったです」と振り返った。

 初の甲子園に「活躍っていうか、勝ち負けでなく観客を楽しませて自分も楽しみたい」と高橋。赤いタオルを首にかけ「ありがとー!」と絶叫し、最後まで球場を盛り上げた。

 松井と高橋は小学4年からバッテリーを組む幼なじみ。松井は「“2人で甲子園”と言っていたので、実現することができてうれしい」と目尻を下げた。

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