【高校野球】市船橋“どすこい4強” 相撲経験・花嶋大和2安打3打点 素足の感覚「打撃にもつながる」

[ 2025年7月24日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権 千葉大会準々決勝   市船橋8―1東海大浦安 ( 2025年7月23日    千葉県総合 )

<市船橋・東海大浦安>8回、3点適時三塁打を放つ市船橋・花嶋(撮影・松永 柊斗)
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 市船橋は、プロ注目捕手で高校通算24発を誇る3番・花嶋大和(3年)が5―1の8回1死満塁から真ん中付近へ来た初球スライダーを右中間へ打ち返し、走者一掃の三塁打で8回コールドを決めた。初回に先制されても逆転で4強入り。「試合前からしっかり準備をして挑もうと思っていた。その中で自分の実力が少し出たのはよかった」と2安打3打点を冷静に振り返った。

 打撃のルーツは幼少期の“習い事”にあるという。幼稚園年長の時に地元千葉市の「ちゃんこ倶楽部」で「ちびっこ相撲」を始めた。白鵬杯という両国国技館で開催される相撲大会にも参加し、モンゴル人の子供相手に3勝するなど抜群のセンスの持ち主だった。

 稽古の際に相撲の所作である四股を踏む動作が軸足を踏ん張る動きに似ていて、スイング時に体がぶれずボールを確実に捉えることができる。さらに基本的に素足で取り組む相撲で鍛錬したことで「素足で地面をつかむ」感覚を身につけ、「打撃にもつながっている」と今も打席内で意識している。

 昨秋と今春は打撃が不調。タイミングが合わず凡退する打席が続き、悔しい思いをした。今夏へ向けて球を打たずに、ひたすらタイミングを取るだけの練習をするなど調整してきた。初戦には本塁打が出て今大会は調子が上向き。「挑戦者なのでぶつかっていきたい」。捕手として投手陣とのコミュニケーションも欠かさず、3年ぶりの夏切符へ攻守で鍵を握る。(小川 蒼馬)

 ◇花嶋 大和(はなしま・やまと)2007年(平19)9月25日生まれ、千葉市出身の17歳。小学3年から黒潮少年野球部で野球を始め、中学時代は千葉西シニアに所属。市船橋では1年春からベンチ入り。1メートル81、86キロ。右投げ右打ち。

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