ドジャース・大谷 倍返し弾!!史上初の初回被弾、その裏に逆転2ラン

[ 2025年7月23日 01:31 ]

インターリーグ   ドジャース5―2ツインズ ( 2025年7月21日    ロサンゼルス )

ツインズ戦の初回、逆転の2点本塁打を放ったドジャース・大谷(AP)
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 大谷にしかできない“倍返し弾”だ!!ドジャース大谷翔平投手(31)は21日(日本時間22日)、ツインズ戦に今季初めて「2番・投手兼DH」で出場。初回表に先頭弾を浴びるも、その裏に決勝の逆転35号2ランを放ち、連敗を3で止めた。初回表に本塁打を浴び、その裏に自ら本塁打を放ったのは大リーグ史上初めて。投げては3回4安打1失点と好投し、2登板続けて連敗ストッパーとなった。やられたらやり返す――。再び歴史に名を刻んだ。

 大谷は燃えていた。初回表にバクストンに先頭打者本塁打を浴び、その11分後。無死一塁で右腕フェスタの高めのチェンジアップを振り抜いた。飛距離441フィート(約134・4メートル)。バックスクリーンの防球ネットに3戦連発の35号逆転2ランを叩き込んだ。

 「見え方がいいので調子が戻ってきているんじゃないかと思う」

 投手復帰6戦目で今季初、23年7月21日のパイレーツ戦以来丸2年、731日ぶりの被弾だった。浮いたスイーパーを捉えられ、5試合&9イニングぶりの失点。「甘かった。いい打者なのでそういう球は見逃さない。失投だった」という悔しさをバットにぶつけた。今季3度目、通算11度目の3試合連発で日米通算800打点に到達。初回に本塁打を浴び、その裏に本塁打を打ち返したのは大リーグ史上初で、連敗を3で止める決勝弾にもなった。

 打撃不振のベッツの復調のきっかけをつくることを目的に、2日連続の2番起用。登板時では今季初だった。数日前にデーブ・ロバーツ監督から事情を説明するテキストメッセージが届くと「チームのためになるならどこでもいい。9番でもいいよ」と返信したという。

 本拠地登板時は1番に比べ、2番だと初回の攻撃前に慌ただしく準備する負担も軽減する。もっとも「初回以降は1番も2番もそんなに変わらない」と本人は泰然自若。「不満はない。みんなが心地よく打てるのが一番。(自身は)打順は気にしないタイプ」。投手としては被弾後は立ち直り、復帰後最多46球を投げて3回4安打1失点で最速は99・1マイル(約159・5キロ)。ロバーツ監督は「次回登板日は決まっていないが、4イニングを投げる」と見通しを語った。

 ナ・リーグ本塁打王争いは白熱し、ダイヤモンドバックス・スアレスが大谷の本塁打の7分後に36号を放ち、再び単独トップに立った。大谷は昨季の自己最多54本塁打を上回る年間56本ペースも「1打席目以降、特に最後の得点圏の打席(7回2死二塁)は打ちたかった」と慢心はない。

 登板翌日の試合は今季15打数1安打だが、指揮官は「徐々に慣れていくプロセスの一部。必要な調整が分かっている。きっとうまくやってくれる」と期待した。苦しい時にチームを勝利に導くための二刀流。今のド軍には背番号17が必要だ。(柳原 直之)

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