2年連続20号!リーグ2冠の日本ハム・レイエス 不振脱し出場10試合で打率・486と急上昇の理由は

[ 2025年7月20日 07:10 ]

19日に20号ソロを放ち、ポーズを決めるレイエス(撮影・木村 揚輔) 
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 本塁打王への道を突き進んでいる。日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が19日の敵地での楽天戦で2戦連発の20号アーチをかけた。これで2年連続の20本塁打に到達し、56打点とともにリーグ2冠と首位を快走するチームの打線をけん引している。

 つい最近までは、波に乗り切れていなかったのが嘘のようだ。今月5日の楽天戦で15号ソロを含む4安打3打点をマークしたが、それ以前の直近7試合では打率・167と低迷していた。わずか2週間で20号まで到達し、5日からの出場10試合で打率・486と絶好調だ。

 その15号ソロを放った5日に、ここまでの上昇を予感させていた。レイエスは試合後に日本語で「マタ、アシタ」と言いながら球場を後にするのが恒例だ。同日の試合後も、例に違わずその言葉を残して足早に帰ろうとした。ただ、どうしてもその日はレイエスの記事を書きたいと思っていたため、「取材をさせてもらいえないか」と声をかけたが、答えは「ノー」。まだまだ本調子でないから、取材を受けたくなかったのだろう。残念ではあったが、泣く泣く引き下がった。

 だが、その数秒後に背後から「ヘイ!」と大きな声が聞こえた。振り返ると、帰ったはずのレイエスがいた。手招きされるがままにレイエスのもとに行くと、英語で「ごめん、この1、2週間は野球だけに集中したい。だから、今日の取材は受けられない。実は、ヒーローインタビューも断ったんだよ」とわざわざ説明しにきてくれた。「わかった。わざわざありがとう」と返し、どでかい背中を見送った。

 その日からちょうど2週間後の19日に2年連続の20号に到達。技術もさることながら、やはりメジャー通算108発を放った男の集中力は凄い。面識のある数人の記者のことを、親しみを込めて「ブラザー」と呼ぶ陽気なドミニカン。気さくな大男が、豪快な打撃でパ・リーグの頂点へと導いてくれると信じている。(記者コラム・田中 健人)

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