【高校野球】感謝のラストミーティング…甲子園経験を持つ富田林・梅崎監督「本当に出し尽くしてくれた」

[ 2025年7月19日 14:17 ]

第107回全国高校野球選手権大阪大会 3回戦   鳳 5―1 富田林 ( 2025年7月19日    GOSANDO南港 )

<鳳・富田林>試合を終え、ミーティングする富田林の選手ら(撮影・須田 麻祐子)
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 1959年(昭34)春に甲子園出場の歴史を持つ府立の富田林は3回戦で敗れ、夏が終わった。部員17人で3年生は松本泰知主将と2番手で登板した背番号1の梅川璃恩の2人だけ。昨年秋からは藤井寺との連合チームで府大会に参加してきたが、1年生12人の加入で夏に単独参加を実現させた。

 梅崎優監督(24)は試合後のミーティングで選手とマネジャーにここまでの取り組みに感謝を伝え、残る2年生と1年生が力を合わせて、チームの新しい歴史をつくることを期待した。声を詰まらせながらのラストミーティングを紹介する。

 「お疲れさまでした。正直めちゃめちゃ勝ちたかったし、勝てる試合やなと思っていた。最初から4点までは取られるけど、チャンスをつくり続けて、何とかそれをモノにして勝とうぜ、と。結局4点、5点と投手と守備で抑えてくれたのに、負けてしまったのは、これはこっちの責任やな。君らは本当に出し尽くしてくれたと思っている。そこは申し訳ない。勝たせられる試合やった。

 ただ、今回単独というのを春終わってからやっていく中で、正直先生は3年生が納得する形で終われたらそれでいいというつもりだった。今年から監督をさせてもらって、何も分からないところから始めて、マネジャーにも指摘されながらな。何とか松本(主将)と梅川(エース)とマネジャー3人がいい形で終われたら、先生にとってはみんなが一期生でめちゃめちゃかわいい生徒や。マネジャーもみんなベンチに入れたかった。悪かったな。

 話はまとまらへんけど、みんな野球を楽しめたか?楽しめたか?あそこをああしたらというのはいろいろあると思うけど、持っているものはちゃんと全部出せたと思っている。春から捕手の練習をした松本が盗塁を刺したときにはめちゃめちゃ感動した。まだまだやれることはあったと思うけど、後輩たちにいい背中を見せてくれたと思います。

 2年生もめっちゃ悔しいと思うし、1年生も試合に出てるものも出てないものも試合に集中してくれた。みんながおったから、単独で出れて、先輩たちがこうやって晴れやかな顔ができた。ありがとう。この経験をムダにしないために、悔しさをバネにして1、2年生は頑張ってほしい。3年生は大学を目指して、これから勉強にしっかり取り組んでほしい。ご苦労さまでした。ありがとう」

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