鈴木誠也 後半戦初戦の決勝3ランでリーグトップ80打点 選外だった球宴は「ずっと寝てて見てないです」

[ 2025年7月19日 07:07 ]

インターリーグ   カブス4―1レッドソックス ( 2025年7月18日    シカゴ )

レッドソックス戦の初回に26号先制3ランを放ったカブス・鈴木誠也(AP)
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 カブス鈴木誠也外野手(30)が18日(日本時間19日)、本拠でのレッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。初回に先制26号3ランを放つなど、4打数2安打、1本塁打、3打点でチームの快勝に貢献した。また、打率は・265となった。

 オールスター休みが明けるや否や、鈴木がバットが快音を響かせた。初回、ブッシュ、タッカーの連続四球で築いた無死一、二塁からレ軍先発のジオリトの初球、93・5マイル(約150・4キロ)速球をフルスイング。打球は中堅左のフェンスをぎりぎり越える先制26号3ランとなった。

 初球打ちでの一発について鈴木は「(連続四球でボールを数多く投げてくれたおかげで、どういう球種かなっていうのは何となく分かってたので、元々そんなにコントロール悪いピッチャーではないんですけど、ちょっと(連続四球で)苦しんでたっていうのもあったので(ストライクゾーンに)入れてくるかなというのもあった。自分の感覚じゃないですけど、ちょっと直感でいきました。ファーストストライクからしっかり振れたので良かった」と、してやったりの表情で振り返った。

 前半戦の最終戦となった13日(同14日)のヤンキース戦後には「この1週間、バテたっす」と吐露するなど、右手首痛を乗り越えて大車輪の活躍だった前半戦の蓄積疲労でまさにヘトヘト状態だった。それからオールスター休みの4日間でしっかり充電。リフレッシュして迎えた打席でいきなりブチかまし、球場全体が一瞬にしてお祭り騒ぎとなった。これで打点も80打点とし、メジャー全体で3位、リーグでは単独トップに躍り出た。

 オールスターゲームについては「ずっと寝てて見てないです、一度も」と言って報道陣を笑わせた鈴木。オールスターに選出されなかったことを受け、地元ファンの間では選考に関して疑問の声も噴出した。だが、実はホームランダービーへの参加の打診が正式に届いていたそうで、それでも「お誘いはありましたけど、まあ、僕が出ても勝てないので断らせていただきました。(なぜ勝てないか?)この体を見てもらえれば…」と言ってまた笑わせた。

 もちろん断った最大の理由は前半戦の疲労が大きかったから。その疲労については「初めて前半戦を大きなケガなくいけたので、結構、疲労感も強かったですし、初めての体験だったので、しっかり休めたっていうのは良かったと思います」と球宴イベントを捨てて休養を優先したことが、この日の一発につながった。

 2点リードで迎えた3回の第2打席はカウント2―1から85・1マイル(約136・9キロ)のスライダーにやや泳がされながらも左手一本で振り抜き、左翼線に落ちる単打にした。これでマルチ安打は球宴休みを挟んでの2試合連続で今季30度目となった。

 5回の第3打席は1死一、二塁の好機でカウント1―2から執拗な外角攻めに食らいついて4球連続ファウルで粘ったが、最後は遊飛に倒れた。7回の第4打席も3球連続のファルなどで7球粘り、89・7マイル(約144・3キロ)のシンカーを捉えたが、もうひと伸びがなくファンス手前まで達するの中飛だった。

 チームは鈴木の先制3ランの後、1点ずつを取り合って、そのまま逃げ切り勝ち。3連勝で貯金を今季最多の19に伸ばした。カブスが鈴木の会心の一発とともに後半戦を白星スタートとした。

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