都立勢対決を制した文京・梨本監督 相手は24年前に監督を務めて甲子園へ導いた城東で「感慨深い」

[ 2025年7月19日 15:36 ]

第107回全国高校野球選手権東東京大会4回戦   文京8―6城東 ( 2025年7月19日    大田 )

<城東・文京>城東に勝利し、喜ぶ文京ナイン(撮影・松永 柊斗)
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 文京がチーム合わせて26安打の打撃戦にしぶとく逆転勝ち。城東との都立校対決を制し、梨本浩司監督は「やっぱり城東は強い。こういう試合になるだろうなと思っていた。なんか感慨深いものがあります」と噛みしめた。

 実は、01年夏に2度目の甲子園出場を果たした城東を率いていたのが梨本監督。そのとき東東京1回戦で文京と対戦し、6―3で勝って勢いに乗った。両校の対戦はそれ以来24年ぶりで、今度は文京の監督として城東に勝っただけにその思いは複雑だ。「組み合わせを見て勝ち進んだら当たるなあ、嫌だなあ、と。一番当たりたくない相手だった」。ただ、選手たちは24年前の因縁を伝えられ、梨本監督から「都立で一番負けたくない相手」と聞かされていた。

 初回に2点先制しながらすぐに逆転を許す展開。そんな嫌な流れを中盤にひっくり返して逃げ切った。初回に先制の右前打、5回には決勝の押し出し四球など4打数2安打2打点の5番・戸祭(2年)は「ベンチもスタンドも“行ける”という雰囲気だった。梨本監督が城東で甲子園に行っているので、絶対勝ちたいと思ってた」と振り返る。上一色中のとき、自宅が東京都江戸川区で距離的に近い城東か、先輩のいた文京か迷って文京を選んだ戸祭。「自主性を重んじる野球で、文京に来てめちゃくちゃよかった。この夏は(名前の通り)“祭り”にしたい」と笑った。

 これで東東京の都立勢はベスト16に5校が残り、文京の次の相手は都立の江戸川。「今はなかなか都立が(上位に)上がっていくのは難しい」。そう話す梨本監督は、一昨年のベスト8の上をしっかり見据えていた。

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