オリックス 完封5勝の田嶋大樹&人生初サヨナラ弾の中川圭太、同学年コンビが連敗止めた

[ 2025年7月17日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス1―0楽天 ( 2025年7月16日    京セラD )

<オ・楽>9回、サヨナラ本塁打を放った中川圭太(手前)を迎える田嶋大樹(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 常に冷静沈着を貫く左腕が、思わず両手を突き上げて万歳した。両軍無得点の9回2死走者なしで、オリックス・中川が、楽天・則本から劇的一発。人生初という7号サヨナラ本塁打で同学年・田嶋の熱投に応え、「タジ(田嶋)も頑張っていたので、なんとか、この回で決めようと。タジの日だと思います」と拳を握った。

 「僕がずっと先発してきた中で、なかなかこういう試合がなかったので。本当に、(中川)圭太が純粋にすごいなと」

 あふれる感謝の思いが、田嶋の口を突いて出た。8年目でキャリア最多となる134球を投じ、無四球で今季2度目の完封勝利で5勝目。「(山本)由伸とか(九里)亜蓮さんもこういう試合をやってきたのを客観的に見て、すごいなと。自分もこういう試合をできるようになったんだなと」。一つ上のステージに上がったことを、自覚した勝利だった。

 局面によってワインドアップやセットポジションでの投球を使い分け、ベンチの岸田監督をも「どうしたんかな」と幻惑させたほどだった。「3、4回で疲れることが多くて。ジュースが一番吸収が早い」と、この試合からはイニング間にオレンジジュースと、りんごジュースで糖分補給を開始。「おかげで最後までいけた」と効果てきめんだった。

 チームの連敗を3で止め、首位・日本ハムと4・5ゲーム差維持に貢献。「1年でも長く、同級生が欠けることなく、みんなで楽しく野球をやりたいなと個人的には思っています」と田嶋。今春キャンプ中も食事をともにするなど強固な信頼関係を築く同学年コンビが、今季7度目のサヨナラ勝ちを引き寄せた。(阪井 日向)

「オリックス」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月17日のニュース