広島 歯車かみ合わず4連敗…打線改造も散発6安打 モンテロが4回の併殺などブレーキ

[ 2025年7月12日 05:45 ]

セ・リーグ   広島1―2中日 ( 2025年7月11日    バンテリンD )

<中・広>8回、モンテロは遊ゴロに倒れる(撮影・椎名 航)
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 広島は11日、中日に1―2で敗れ、4連敗。5月2日以来の借金2となった。交流戦明けは、13試合連続3得点以下と貧打が深刻。この日は中村健人外野手(28)を昇格即先発に起用するなど、前日から打線のテコ入れを行ったが、結果に結びつかず。特に新助っ人のエレフリス・モンテロ内野手(26)が7月は得点圏で5打数無安打と精彩を欠く内容が続く。新井貴浩監督(48)は今後もリスク覚悟の采配で現状打破を図る構えを示した。 

試合結果

 首位・阪神にカード3連敗を喫し、名古屋で仕切り直しを図りたいところだったが、この日も歯車はかみ合わなかった。散発6安打で得点はファビアンの三ゴロ併殺崩れの間に挙げた1点のみ。新井監督は苦しい現実を受け止め、必死に前を向いた。

 「一番は(打順を)固定して戦うのが理想だが、こちら側が考えて、起用にしても作戦にしても動かしていかないと。(今は)がっぷり四つに組んでじゃないけど、“よし来い”という感じじゃないので。リスクを覚悟して起用にしても采配にしてもやっていかないといけない」

 中村健を昇格即、右翼で先発起用し、2試合ベンチスタートだった矢野を先発に復帰させた。前日10日の阪神戦でマルチ安打の秋山を1番で起用するなど、打線改造を図り、連敗脱出を目指した。しかし、つながりを欠いた。

 新助っ人・モンテロのブレーキが痛い。2回1死一塁では四球を選んでつないだものの、4回1死一塁では三ゴロ併殺。1点を追う8回2死一、二塁の好機は、遊撃への力ないゴロにも全力疾走で一塁へ頭から突っ込んだ。「タイミングは遅かったが、アウトになりたくなかった」。体を張って、出塁を試みたが、判定はアウト。新井監督もすぐさまリクエストを要求したが、リプレー検証で判定は覆らなかった。

 かつては勝負強さを見せた得点圏も7月は5打数無安打。10日の阪神戦では8回1死満塁で見逃し三振に倒れ、バットをへし折って自分への怒りをあらわにした。一夜明けたこの日も好機で快音は響かず。「力みはないけど打ちたい気持ちはもちろんある。打てなくて自分もすごく悔しい」と唇をかんだ。

 チームは今季3度目の4連敗で借金は5月2日以来、70日ぶりに「2」まで膨らんだ。交流戦明けのリーグ戦は13試合連続で3得点以下と攻撃陣は苦しい状況だが、再浮上に向け、早くきっかけをつかみたい。 (長谷川 凡記)

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