3000奪三振の“先輩”シャーザーがカーショーを祝福 「僕よりも賢く決めたね」そう話す理由とは?

[ 2025年7月5日 08:03 ]

ブルージェイズのシャーザー(AP)
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 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が史上20人目の通算3000奪三振を達成したことに対し、ブル-ジェイズのマックス・シャーザーが祝福の言葉を送ったと、ネットサイト「ザ・スコア」が4日(日本時間5日)に報じた。

 シャーザーは2021年、カーショーと同じドジャース在籍中に達成し、“3000奪三振クラブ”19人目のメンバーとなった。「本当に大きな意味を持つ記録。その名が並ぶ歴代の投手たちを見て、まるで夢を見ているような気分になる。何年にもわたってトップの成績を維持してこそ到達できるもので、自分のキャリアを少し振り返って、そういうリストに載っているのを見ると本当に感慨深い」とシャーザー。ハイライト映像を見た後にカーショーへ祝福のメッセージを送ったという。

 シャーザーとカーショーは2人とも06年のドラフト出身で、カーショーは全体7位、シャーザーは4つ後の11位で指名された。「同じドラフトで、長年ライバルとして戦ってきて、一時はチームメイトにもなった。カーショーのグラウンド内外での振る舞いには、最大級の敬意を持っている」。

 40歳となったシャーザーは現役生活の終わりを意識しながらも、今はまだこの瞬間に集中している。「本当に(記録を)楽しめるのは、現役を終えてからだろうね。今はその時じゃない。僕らはただ勝つためにここにいる。記録やマイルストーンのために投げているわけじゃない。チームに勝利をもたらすためだけにいる。それが全て。でも、時々こうして振り返るのは、ちょっとクールだね」。

 シャーザーが21年にナショナルズからドジャースへ移籍したのは、シーズン中盤のトレード期限間際。移籍直後はポストシーズンを目指す激しい戦いの真っ只中にいた。3000奪三振を達成したのは、同年9月21日、宿敵パドレスとの試合だった。ジャイアンツを2.5ゲーム差で追う大一番で、シャーザーは快投を披露。初回から22者連続アウト、さらにイマキュレート・イニング(9球で3三振)も記録した。

 そして5回、エリック・ホズマーから通算3000個目の三振を奪った。だが、その直後もシャーザーは集中し続けた。「歴史的な瞬間だってのは分かっていたし、関係者みんなに敬意を表するタイミングだとも思っていた。でも試合に勝つことが第一だし、自分のリズムを崩すわけにはいかなかった」。8回1死、そのホズマーがシャーザーの完全試合を破るツーベースを放った。シャーザーは動揺することなく、後続の2人の打者を打ち取った。8回の裏に代打が出て降板している。

 試合は8-0で勝利。シャーザーは試合後、家族やチームメイトの祝福を受けた。その日着ていたユニフォームは手元に保管し、3000個目の三振ボールは父親にプレゼントした。「朝までシャンパンで乾杯して、本当にしっかりお祝いしたよ」。

 カーショーの場合、3000奪三振を登板最後の打者で達成したため、余韻をその場でゆっくり楽しむことができた。スタンドのファンと喜びを分かち合えた。「カーショーはうまくやったよ。最後の打者で決めたから、その瞬間をちゃんと味わえた。僕よりも賢く決めたね」

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