巨人・オコエ DeNAバウアーKO打 得点圏今季14打席目で初安打が満塁一掃三塁打

[ 2025年6月29日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5―0DeNA ( 2025年6月28日    東京D )

<巨・D>6回1死満塁、オコエは走者一掃の適時三塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 やっとチャンスで快打が出た。巨人・オコエ瑠偉外野手(27)が28日のDeNA戦で勝負を決める2日連続の三塁打を放ち、2連勝で7日ぶりの貯金を呼んだ。6回1死から左中間へ打ち返して満塁の走者を一掃。バウアーを完全攻略した。得点圏では今季14打席目で初安打。待望の初打点を挙げた。2戦連続零封の完勝。首位・阪神とは3・5ゲーム差のままでも、追走へ勢いが出てきた。

 心は熱く、頭は冷静だった。2―0の6回1死。目の前で敬遠され、満塁で打席が回ってきた。一塁へ歩く丸がまだ打撃用防具を外している時、オコエはもう打席横で待ち受けていた。

 「内野も前進しているのが見えたし、フライを打ちにいかなくても強いゴロを打てばいけるなと。逆に“ありがとうございます”という気持ちでした」

 初球の128キロナックルカーブを強振。4回2死二塁で空振り三振したバウアーの得意球を仕留め、遊撃手の横を抜けた強いゴロが左中間へ。走者を一掃し、快足を飛ばして三塁打にした。「前の打席のアプローチだと同じ結果になるというのがあった。いい結果が出て良かった」。得点圏では今季14打席目での初安打。貴重な追加点を叩き出し、7日ぶりの貯金をもたらした。

 打率・284と数字は上々。足りなかった打点がやっと「0」から脱した。5月にはジャイアンツ球場で共にリハビリした丸との1、2番コンビで連日存在感を示し、阿部監督は「丸とオコエでここ数試合、メークチャンスしたり、(走者を)還してくれている。動かせなくなってきたね」と認めた。

 驚異的なスピードで帰ってきた。5月2日に「右肘関節鏡視下遊離体摘出術」。当初は復帰まで2カ月の期間を見込まれながら同20日には実戦復帰した。今月4日の再昇格後は打率・327(52打数17安打)と好調。チャンスに強かった長嶋茂雄さんのように勝負強さが身に付けばレギュラー定着が見える。

 「(5月は)丸さんに追いつけ追い越せという気持ちでリハビリしていた。今は結果で追いつこうとやっている。継続しないと意味がない。しっかりと頑張りたい」

 賭博容疑で書類送検されたオンラインカジノ問題は26日に不起訴。早出練習で黙々とバットを振り込むなど野球と向き合い、チームに勢いを生みつつある。(小野寺 大)

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