大谷翔平 自らの言葉で長嶋茂雄さん追悼「残念」伝道師継承誓う「情熱を次の世代につないでいければ」

[ 2025年6月15日 13:59 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ジャイアンツ ( 2025年6月14日    ロサンゼルス )

試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・小林 伊織)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)は14日(日本時間15日)、本拠でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に11試合、47打席ぶりとなる今季24号を放った。先頭打者弾は今季7本目となった。第4打席では今季3度目、通算では22度目の1試合2発とする25号を放ち、日本選手最多を更新するメジャー通算250号に到達した。また、両リーグトップのヤンキース・ジャッジ、マリナーズ・ローリーに1本差に迫った。

 試合後、今月3日に亡くなった長嶋茂雄さんについて初めて取材の場で言及した。今年3月の日本開幕戦で来日した際にも激励を受けており、訃報に接した際には自身のインスタグラムで「心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼していた。

 大谷は試合後、長嶋さんへの思いについて問われると「リアルタイムで見ている世代ではないので、実際にプレーをお目にかかることはなかったです。実際にお会いしてみて素晴らしい方でしたし、会話していても野球への愛情が深い方という印象を受けた。非常に残念なニュースでしたけど、その情熱を現役の僕らが次の世代につないでいければいいんじゃないかと思います」とコメント。長嶋さんの名言の一つである「日本野球界の伝道師たれ」の言葉を意識したのか、ミスターの思いを継承することを誓った。

 また、今年3月に東京ドームで長嶋さんと対面した際の会話についても言及。「野球のこと、食事の時もそうでしたけど、ほとんど野球のことしか話さない。野球に対する愛情が深い方なのかなと思う。それをどんどん次の世代に託していければいいんじゃないかなと思います」と話した。

 負ければ首位陥落となる一戦。初回、右腕ループに対し、カウント2―1から甘く入ったカットボールを完璧に捉えた。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、27度のやや低弾道で飛び出した打球は右中間へ一直線。飛距離は419フィート(約127.7メートル)だった。

 相手先発ループからは初本塁打。これがメジャー通算200人目の投手からの本塁打で、200人斬りを達成した。大谷の前回本塁打は2日のメッツ戦。この試合以降、打点も遠ざかっていただけに、本拠ファンのボルテージは最高潮となった。

 7―0で迎えた6回先頭の第4打席で大谷のバットが再び快音を響かせた。3番手右腕ベックに対し、フルカウントからの外角ボール球気味のカーブを引っ張り込んだ。打球速度101.2マイル(約162.9キロ)、26度と大谷としては完璧に捉えた当たりではなかったが、打球は右翼の384フィート(約117メートル)地点で弾んだ。大リーグ公式サイトのストライクゾーン表示では外角ボールゾーンに表示された球だっただけに、驚きの一発となった。

 父の日は2021年と23年は日本時間と現地時間の両方で一発をマーク。24年は現地時間の父の日に一発を放っており、この日は日本時間での一発と父の日に相性の良さを見せた。

 6月は過去に月間MVPを2度獲得し、過去4年で3度、2桁本塁打をマークした得意な月なだけに、6月後半の爆発が期待される。

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