トヨタ自動車・熊田 右翼ポール際へ初回先頭打者本塁打 ドラフト候補のHonda鈴鹿・川原攻略の口火

[ 2025年6月13日 19:04 ]

第96回都市対抗野球大会東海地区2次予選 第1代表決定トーナメント2回戦   トヨタ自動車9―4Honda鈴鹿 ( 2025年6月13日    岡崎レッドダイヤモンドスタジアム )

初回先頭打者本塁打を放ち、勝利に貢献したトヨタ自動車・熊田
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 11年連続の都市対抗出場を狙うトヨタ自動車が9―4でHonda鈴鹿に快勝した。「1番・三塁」の熊田任洋内野手(24)が初回先頭打者本塁打を含む2安打1打点。9回にも右中間三塁打を放つなど、1番打者としての役割を果たした。

 「真っすぐに自信があると思うので、そこが軸になる。2ボールになった時点で、次は真っすぐが来るかな、と。結構、(バットに)かんだ感じはありましたが、入るとは思いませんでした」

 ドラフト候補の最速152キロ右腕・川原嗣貴投手(20)の攻略へ、口火を切った。カウント2ボールからの3球目。狙い通りに内角直球を振り抜くと、ライナー性の鋭い打球は右翼ポール際へと吸い込まれた。両翼99メートルの広さをものともしない痛烈な一撃。勢いづいた打線は川原を2/3回での降板に追いやり、和田佳大、坂巻尚哉の適時打などで一挙6点を先制し、勝負を決めた。

 早大から入社2年目。昨年は前年優勝で予選が免除されていたため、今大会が初めて経験する都市対抗予選だった。「初戦はかなり緊張しました」と振り返るが、3点を先制された直後の初回の第1打席で左越え二塁打。反攻に転じるきっかけをつくり、その後の15得点を呼んだ。

 2試合で10打数5安打という最高のスタートを切ったが、予選前の“意識改革”が奏功した。チームとして標榜する「ハードコンタクト、ディープインパクト」。その中でディープインパクトを意識するあまり、投球にやや差し込まれてしまう打席が散見された。そこで、スイングする際に右足が地面に着地した時点で「右足に力を伝える」イメージへと修正。今まで以上に地面からの反力もうまく利用しながら、ヒットを量産するようになった。

 第1代表まで残り2勝。次戦はヤマハとの対決が待つ。「今後は雨もあって調整もなかなか難しいと思いますが、しっかりやるべきことをやって準備していきます」。熊田は好調にもおごることなく、勝利への貢献を誓った。 

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