佐々岡真司氏 味方のミスを表情に出さず我慢してほしい広島・森下 野手は投手の表情を見ている

[ 2025年6月7日 05:45 ]

交流戦   広島3―2西武 ( 2025年6月6日    マツダ )

<広・西>広島先発・森下(撮影・岸 良祐)
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 【佐々岡真司 視点】僅差のゲームが予想された中で、広島・森下が初回からギアを上げた。1死三塁をしのいだのは良かったが、その影響で2回以降は制球に苦しんだ。元来は尻上がりに調子を上げていくタイプ。それが初回からいきなり力を入れたことで、リリースが早くなるなど、いつもとは違うフォームになった。その分、4回あたりまではカットボールが抜けたり、ストレートが高めに浮くシーンが目についた。

 4月18日を最後に白星から遠ざかっていたこともあるだろう。さらに2回は失策で先制点を献上。3回にも送球ミスがあり、余計にフラストレーションがたまる展開になった。そんな思いが表情に出てしまった場面もあったが、彼はこれからチームを引っ張っていくエース。心情は理解できるが、野手は投手の表情を見ている。今後は、ぐっと我慢してほしい。何より、チーム全員の試合後の笑顔は、森下に勝ちをつけられたことに対する喜びだろう。森下も最高の笑顔を浮かべていた。ここまで苦しんだ分、この試合を、良いきっかけにしてほしい。 (スポニチ本紙評論家)

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