佐藤輝と今季初アベック弾! 阪神・大山 試合を一時振り出しに戻す4号ソロで虎党酔わせた

[ 2025年6月5日 05:15 ]

交流戦   阪神4-5日本ハム ( 2025年6月4日    エスコンF )

表・阪神、佐藤輝と大山のアベック弾
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 試合に敗れた悔しさからだろうか。大山は報道陣の問いかけに無言を貫いて帰りのバスへ乗り込んだ。「同点にできたのはよかったですが、勝ち越されてしまったので…」。試合中に球団広報を通じて残した短いコメントがすべてだった。それでも背番号3が放った一撃は、エスコンフィールドに詰めかけた虎党を酔わせた。

 4回1死だった。前を打つ4番・佐藤輝の本塁打で1点差となった直後の2打席目。カウント1―2から加藤貴が投じた甘いカットボールにフルスイングを仕掛けた打球は、大きな放物線を描いて左翼席へ着弾。感触の残るバットを手放してからゆっくりとダイヤモンドを一周した。試合を一時、振り出しに戻すアーチは佐藤輝と今季初のアベック弾となった。

 昨年の交流戦では5試合に出場して21打数2安打で打率・095。ちょうど1年前の同日の楽天戦は打撃不振でシーズン2度目のスタメン落ちで、翌5日に出場選手登録抹消を経験した。今季は開幕から同じクリーンアップで好成績を残す森下、佐藤輝を横目にやや低空飛行が続いたが、今季初の2戦連発から量産態勢に転じたい。

 打率・318、12球団1位だった本塁打7、21打点を残した22年の交流戦のような活躍ができれば首位を走るチームはさらに加速するはずだ。かねて「今日は今日。しっかり準備をして試合に臨みたい」と静かに話す。今年の姿は去年とはまるで違う。 (石崎 祥平)

 <データ>
○…4番・佐藤輝と5番・大山が4回に本塁打競演。2人のアベック弾は24年9月7日ヤクルト戦以来13度目で、2者連発は23年10月4日ヤクルト戦初回の4番・大山→5番・佐藤輝以来2年ぶり2度目。

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