広島・小園 2戦連続猛打賞で打率セ界一! カブス誠也の言葉胸に「もっと頑張らないと」チームは首位堅持

[ 2025年4月14日 05:45 ]

セ・リーグ   広島5―3巨人 ( 2025年4月13日    マツダ )

<広・巨>5回、生還しタッチをかわす小園(撮影・平嶋 理子) 
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 メジャーリーガーの言葉を胸に刻む広島・小園海斗内野手(24)が、13日の巨人戦(マツダ)で2試合連続3安打猛打賞をマークして打率セ界一に立ち、同一カード3連勝による今季最長4連勝に貢献した。右前先制打の初回を皮切りに、5回には勝ち越し劇を呼ぶ中前打、7回にも左前ポテン二塁打。打率・418は、巨人・岡本を抜いてリーグトップに浮上した。森翔平投手(27)は6回1失点で開幕3連勝を飾り、チームは首位をがっちり守った。

 先制の右前打が量産への号砲だった。初回1死三塁の好機。巨人・石川の初球、内角高め直球を「反応で」積極的に振り抜くと、ライナーは瞬時に前進守備の一、二塁間を抜けた。試合の主導権を握る一撃。小園は、お立ち台で破顔一笑だ。

 「打てなかった時の(客席の)ため息がヤバいので、バクバクになりながら打席に立っています。うまく打てたので良かったです」

 激走からの勝ち越し劇は5回だ。2死二塁で、カウント1―2からのチェンジアップを中前へ。これをへルナンデスが後逸すると、一気にホームを駆け抜けた(記録は単打)。さらに1点差の7回。2死からの左前ポテン打で二塁を陥れ(二塁打)、貴重な追加点をお膳立てしてみせた。

 「4年前のことは覚えています。言われてうれしかったです」
 カブスで活躍する鈴木誠也の言葉を胸に刻む。“小園には背負うものがある。背負っていかないといけないものがある――”。規定打席に初めて到達し、セ界で頭角を現した21年に、メジャーに挑戦する主砲から送られたエール。24歳は、その重みをかみしめる。

 「その時はまだピンと来ていなくて…。昨季初めて143試合に出たぐらいで、今もまだ何かを言える立場じゃないですけど、まだまだ、もっともっと頑張らないといけない。そう思っています」

 まさに鈴木誠也ばりの快音連発だった。チームの4連勝と堅首に貢献する2試合連続3安打猛打賞。直近3試合で実に13打数8安打5打点と躍動し、G戦3連勝に導いた3番打者を、新井監督も絶賛する。

 「先制打が大きかったね。内野が前進守備だったし、突っ込んでくると思って(内角球を)狙ったの?と聞いたら、“いや、反応で打ちました”だって。調子がいいんだね。素晴らしいです。継続してもらいたい」

 充実ぶりが光る。開幕14試合でマルチ安打は8試合を数え、無安打は1試合のみ。打率・418とし、巨人・岡本を抜いてリーグトップに躍り出た。

 「(チームで)一番打ちたいし、活躍したいと思っています」
 円熟の域に達しつつある7年目。偉大な先輩がかつて歩んだ道を、小園は歩み始めた。 (江尾 卓也)

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