亀山つとむ氏 「6番・前川」機能すれば得点力に直結 初回速球を逆方向へ打ち返し価値ある2点二塁打

[ 2025年4月12日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―3中日 ( 2025年4月11日    甲子園 )

<神・中>5回、坂本の適時打で生還する前川(撮影・中辻 颯太)
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 【亀山つとむ 視点】6番に置く前川が機能すれば得点力に直結する。それを証明した初回だった。一気呵成(かせい)の5連打の集中攻撃を締めくくる左翼線の2点二塁打。佐藤輝、森下、大山がそろって高橋宏のスプリットを攻略した流れの中、前川は151キロ直球を逆方向に打ち返したことは評価できる。

 打撃の状態は直球をしっかり打てているかどうかで判断できる。相手に「直球に強い」というイメージを持たせることは重要だ。8日の甲子園開幕のレジェンドセレモニーで金本知憲さんから「真っすぐに強くなれ」と言われた言葉も前川の頭にあったはずだ。得点には絡まなかったが、7回に橋本の150キロを詰まりながらも右前に運んだヒットも価値がある。

 特筆したいのは5回の前川の6点目のホームイン。タイミング的には微妙だったが、二塁からスピードを緩めずに本塁まで行った走塁が試合のポイントにもなった。前川に限らず、すべての得点に前の塁を狙う意思と走力を発揮した結果の甲子園初白星だった。 (スポニチ本紙評論家)

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