森下 4番で初の4安打 今季初の猛打賞

[ 2025年4月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6-6DeNA ( 2025年4月2日    京セラD )

<神・D> 延長11回2死一塁、森下は右前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 森下が昨季以来4度目、4番では初の4安打と大暴れした。約4時間半の激闘後は少し疲れたような表情を浮かべ、「あれ、車どこに止めたっけ…」と頭をかくシーンもあったが、話す言葉には確かな手応えがにじみ出ていた。

 「自分だけじゃないですけど、クリーンアップでこうやってつながれば、誰かが還してくれる状況になるので。そういう形で明日以降もやっていきたいです」

 いずれも中堅から右方向へ響かせた4度の快音。お手本のような安打をさく裂させ、新4番としてチームをけん引した。特に見事だったのが4回1死二塁からの適時二塁打。大貫の146キロ直球に反応すると、打球は右中間を真っ二つに割った。春季キャンプから徹底的に練習した、中堅から右方向へ伸びる弾道。それを体現した当たりだった。試合は引き分けに終わったものの、4番としての仕事を全うした。

 「次は勝てるように。チャンスで打てるように頑張りたい」

 超多忙でも妥協なきオフシーズンを過ごした。昨年12月は朝から退寮に伴う引っ越し準備、そして夕方からはトークショー、テレビやラジオのイベントに出演する日々。契約更改の日に、「今日が一番、予定が(埋まって)ない」と明かすほどだった。そんな中、30分でも時間が空けば鳴尾浜や甲子園に足を運んだ。ウエートトレーニングなど、少しの時間でできることを探し、必ず練習を終えてからイベント会場に向かった。そんなひた向きな姿勢が生んだ4安打だ。

 「野球が好きだし、毎日うまくなるように頑張るのは当たり前だから」

 3割以上での首位打者を目標に掲げる今シーズン。今季初の猛打賞を皮切りに、安打を量産する雰囲気が漂ってきた。
 (松本 航亮)

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