トヨタ自動車の4番・逢沢崚介主将が決勝の右越えソロ含む2安打1打点 昨秋の日本選手権覇者が白星発進

[ 2025年4月2日 17:10 ]

JABA静岡大会   トヨタ自動車6―3NTT西日本 ( 2025年4月2日    ちゅーるスタジアム清水 )

投打で活躍したトヨタ自動車の逢沢(右)と増居(提供写真)
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 昨秋の日本選手権で優勝したトヨタ自動車が、JABA静岡大会の初戦を飾った。逢沢崚介主将(28)が決勝の先制ソロ本塁打を含む2安打1打点。4番としての重責を果たした。

 「1巡目が全体敵に内よりのボールで打ち取られていたので、狙っていました。練習の成果が出せたと思います」

 均衡を破る一打は、4回2死から生まれた。1ボールからの2球目。狙い通りに内角直球を捉えると、白球はあっという間に右翼席へと突き刺さった。

 さらなる進化を見せつけた。シーズンオフに徹底したウエートトレーニングに取り組み、筋肉量がアップ。比例するようにスイングスピードも上昇し、「ブラスト」による計測は従来の125キロが130キロになった。ドライブのかかった飛球ではなく、「打球を上げる」ことにも注力。バットを縦に使うスイング軌道が、打った瞬間にそれと分かる右越え弾につながった。

 「あのホームランで勢いづいたところはあると思います。自分自身もすごく楽になった部分はありました」

 逢沢の一撃から打線は活性化された。3―0とリードを広げた5回の第3打席では中前打で好機を拡大。続く小畑尋規の左前適時打を呼んだ。終わってみれば、6点のうち5点が2死からのもの。チーム全体が掲げる粘りの攻撃を、さっそく体現してみせた。

 投げては昨秋の日本選手権でMVPを獲得した増居翔太投手(24)が先発して7回3安打無失点、8奪三振の好投。3点差に追い上げられ、なおも9回2死2死一、二塁からは嘉陽宗一郎投手(29)が救援し、3球三振で試合を締めた。

 「トヨタの持ち味は守備からリズムをつくって攻撃につなげるところだと思う。年初のミーティングでも言ったのですが、5得点以上、2失点未満という試合を継続していくことが今後につながると思うので、そこはぶれずにやっていきます」

 頼れるキャプテンはナインの総意を代弁するように、予選リーグの残り2試合を見据えた。
 

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