ヤンキースがMLBタイ記録の開幕3戦15発でスイープ成功 新型バット「トルピード」にも注目集まる

[ 2025年3月31日 10:55 ]

インターリーグ   ヤンキース12―3ブルワーズ ( 2025年3月30日    ニューヨーク )

ブルワーズ戦の初回に4号2ランを放ったヤンキース・ジャッジ(AP)
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 ヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠でのブルワーズ戦で4本塁打が飛び出し、快勝。開幕カードを3戦全勝とスイープに成功した。

 この日も空中戦の号砲はジャッジのバットだった。初回、1点を先制されたものの直後の裏の攻撃で1死一塁から相手先発・シバーレの直球を振り抜き、左翼席へ4号逆転2ラン。前日の3発に続くアーチに本拠ファンは総立ちで大喜びした。

 3回には相手ベンチが2死無走者でジャッジを申告敬遠。これに発奮したのが次打者・チザムで、シバーレの高めカットボールを捉え、右翼ポール際に2号2ランを放ちリードを広げた。

 チザムは7回にも1死一塁からジャッジが四球で出塁し一、二塁の場面で、相手4番手・パヤンプスのスライダーを捉え、3回同様、右翼ポール際へ3号3ラン。3安打5打点の大暴れで開幕3連勝に貢献した。

 ヤンキースは4発のジャッジを筆頭に開幕3連戦で計15本塁打をマーク。開幕3試合で15発は2006年タイガースと並びメジャー記録となった。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」も猛打が爆発したヤンキースの記事を掲載。試合後、アーロン・ブーン監督は「多くの選手のスイングが良い状態。いつもこうした日があるわけでないが、アプローチや心構えがいい」と語った。

 また、3戦15発の背景には新型バット「トルピード」の影響があることも指摘。トルピードは日本語で「魚雷」を意味し、ボウリングのピンに似た形状で、通常のバットよりミートポイントが打者の手元に近いという。

 この日、2発を放ったチザムはこのトルピードを使用。春季キャンプ中にボルピやウェルズが使っているのを見て試したところ、快音が飛び出したといいシーズンでも採用することを決めた。

 この新型バットはMLB側が野球規則内であることを確認しており“違反バット”ではないそうで、トルピードを使って開幕2試合で2発を放ったボルピは「理にかなっている」と気に入っていると語った。

 ただ、ヤンキースのチーム内で使用を強制しているわけではなく、3戦4発のジャッジは「野球には新しいものがたくさんある」と理解を示した上で、新型バットを振ったことはなく試すつもりもないとし「過去数シーズンの実績がそれを物語っている」と既存バットで問題なく成績を残していると語った。

 それでも他球団でも使用している選手はいるといい、今シーズン「トルピード」が注目を集めそうだ。

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