【センバツ】聖光学院・斎藤監督「私の想定を超える反応」逆転勝ちの打線に笑顔 東北勢最多31勝目

[ 2025年3月25日 15:18 ]

第97回選抜高等学校野球大会・2回戦   聖光学院7―4早稲田実 ( 2025年3月25日    甲子園 )

<早実・聖光学院>試合に勝利し、スタンドへかけだす聖光学院ナイン(撮影・岸 良祐)
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 聖光学院(福島)が早稲田実(東京)を逆転で破り、12年ぶりにベスト8に駒を進めた。

 3点を追う4回無死一塁から4番・竹内啓汰(3年)の適時二塁打で反撃を開始すると、大嶋哲平(3年)にも適時打が飛び出すなど、この回3点を奪って3―3と試合を振り出しに戻した。

 同点の7回は1死二塁から竹内が左前に勝ち越し打。細谷丈(3年)、石沢琉聖(3年)の連続適時打もあり、この回3点を加え突き放した。

 8回にも2死一、二塁から竹内が中前適時打を放ち、貴重な追加点。竹内はこの試合3安打3打点と4番の仕事を果たした。

 投げては先発・大嶋を二塁手・細谷をはじめ野手陣が再三の好守備で盛り立て、9回を1人で投げ抜き144球で完投した。

 試合後、斎藤智也監督は「(勝てば)ベスト8って言われてましたけど、今日の試合を乗り切るのに必死だったので、まずは今日の1勝がうれしいですね」としみじみ。「最初から分が悪いと思っていたし、(相手先発の)中村くんをそんなに打てないと思っていたので、打てなくてもいいっていう開き直り、選手が分が悪いと思った分、覚悟が相手さんよりもあったのかなって。その辺でうちの選手に勢いが出て、頼もしくなったなと見ていました」と笑顔で振り返った。

 逆転勝ちした打線について「初回から中村君に対して、うちの打者の反応が悪くないなと思っていた。高めを見切って低めをどれだけ対応するか。低い打球が飛んでいたので思ったより三振、フライでなく私の想定を超える打者陣の反応だった」と目を細め「打者陣が対策に苦労することでなく、打席を送るごとに手応えをつかんでいるような感じでいたので、自信を持たせるように背中を押しました」とうなずいた。

 9回を1人で投げ抜いた大嶋についても「(今後)連戦になるので今日はどんなことがあっても大嶋に最後までマウンドに立って踏ん張ってほしい思いがあった」とねぎらった。

 また、好守備を連発した細谷には「早稲田実業さんは忠実に対応してくる打者が多いので、“センター前ヒットをケアしろ”と言ったんですけど、ことごとく細谷が防いでくれた」と感謝した。

 斎藤監督は甲子園通算31勝。東北勢では竹田利秋元監督(東北、仙台育英)を抜いて、最多勝利となった。

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