浦和実・工藤が甲子園初安打初打点 父は元いいとも青年隊「工藤兄弟」の兄、順一郎さん「感慨深い」

[ 2025年3月25日 19:20 ]

第97回選抜高校野球大会2回戦   浦和実8―2東海大札幌 ( 2025年3月25日    甲子園 )

<東海大札幌・浦和実> 8回1死三塁、浦和実・工藤は左前適時打を放つ (撮影・後藤 大輝)
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 5―2とリードを広げた8回1死三塁。浦和実の6番・工藤蓮内野手(3年)は燃えていた。

 6回の守備で三塁に高々と上がった打球を風の影響でつかめなかった(記録は三塁への安打)まずい守備があったからだった。「ここで一本出さなきゃ。自分には何が出来るんだと。根性で打ちました」とフォークを左前に運ぶ適時打。初戦は4打数無安打。この試合も無安打だっただけに待望のHランプを灯した。

 父は「笑っていいとも!」の8代目いいとも青年隊として活躍した「工藤兄弟」の兄、順一郎さん。打席ではテーマ曲が流れる。ここまでのチームの戦い、息子の奮闘に「ベタですけどいまだに信じられない。自分も高校野球をやっていたので目指してはいましたけど夢のまた夢だったので。連れてきてもらっているのは感慨深いですよ」と目を細めていた。

 東京・文京区出身。父や友人と東京ドームに行く回数が増えるほど、どんどん野球が好きになっていった。父はどんな存在か―。そう聞くと、真っすぐな目で言った。「野球を教えてくれた人、始めるきっかけになった人。一番近くで見守ってくれた存在です。一番誰に感謝したいかって伝えると考えたらお父さんです」。感謝と尊敬の念が言葉の節々から感じられた。

 初出場でベスト8まで到達。あす26日の準々決勝は聖光学院(福島)と対戦する。チームの強さの秘密は「立ち向かう気持ちでできていること」と話した工藤が大舞台でもっとチームをウキウキにさせるプレーを見せつける。

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