日本ハム・大海 今春初失点も2被弾は「良い厄払いに」 新球キックチェンジ「6月くらい」威力発揮と予告

[ 2025年3月24日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム7-4ヤクルト ( 2025年3月23日    エスコンF )

<日・ヤ>伊藤に話しかける新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 快投を演じていた日本ハムのエースに“悪魔”がささやいた。5回まで1安打無失点に抑え、その裏の攻撃中。ベンチ裏で6回への準備を進めていると、今川から「ひろ、まだオープン戦で1点も取られていないね」と言われた。「そういうことを言ったら次、取られますよ!」と返したが、その言葉が現実となった。

 6回1死から赤羽に左越えソロを被弾。続く長岡にも右越えソロを許した。「あ、今川さん、やっているなと。2本目は、さすがに自分が悪いですけど」と苦笑い。それでも開幕前最後のオープン戦登板で6回を4安打2失点にまとめ、9奪三振。充実の95球に「良い厄払いになったかな」と涼しい顔で語った。

 今オープン戦は3試合に登板し、防御率1・29。20三振を奪うなど「仕留める力がついてきている」とうなずく。スプリットよりも球速が遅く、大きく落ちる新球のキックチェンジも手応えは十分で「このボールの味が出てくるのは、僕的には6月くらいじゃないかなと。打者がこのボールを意識し始めた時に威力を発揮する」と仕上がりを口にした。

 前日に10年以来15年ぶりのオープン戦1位を決めていたチームは、逆転勝ちで締めた。本拠地では9戦7勝2分けと無敗でシーズンに臨む。就任4年目でリーグ優勝を狙う新庄監督も「強いねしかし。負ける雰囲気がしない。逆転されても同点に追いついて逆転するんだろうなと。今年はやることない」と手応えは十分。伊藤についても「この2本(塁打)はプラスになるのでは。本人が一番、分かっている」と不安はなかった。

 昨季リーグ最多勝&最高勝率の2冠に輝き、真価が問われるプロ5年目へ。伊藤は言う。「やってきたことを信じて開幕を迎えるだけ」。最後の“厄払い”も終え、本拠開幕となる4月1日のソフトバンク戦に向かう。(清藤 駿太)

 ≪開幕スタメンへ 石井アピール弾≫途中出場の日本ハム・石井が開幕スタメンへアピール弾だ。1点を追う8回に同点とし、なお2死二、三塁で右中間席へ運ぶ決勝3ランを放った。「いい角度で上がったけど、入るとは思わなかった」と驚いた。二塁の定位置を争う上川畑も2安打。オープン戦は前日まで打率・105と苦しんでいただけに「全然結果を残していなかった。アピールしなきゃというところでいい一発になった」とうなずいた。

続きを表示

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月24日のニュース