ソフトバンク・小久保監督「開幕まで考えます」アピール不足を嘆きスタメン再考

[ 2025年3月24日 06:00 ]

オープン戦   ソフトバンク3―1広島 ( 2025年3月23日    マツダ )

<広・ソ>選手交代を告げる小久保監督(撮影・成瀬 徹) 
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 開幕直前に白紙撤回――。ソフトバンクは23日、広島に3―1で勝利し、オープン戦の全日程を終了。9勝6敗3分けで勝ち越しを収めたが、小久保裕紀監督(53)は開幕スタメンの構想を練り直すと明言した。右脇腹痛で離脱した栗原陵矢内野手(28)の代役として主に5番で起用した正木智也外野手(25)が打率1割台に終わるなど、特に外野陣のアピール不足を嘆いた。育成選手の支配下登録まで視野を広げ、戦力強化を図っていく。

 レギュラー内定の扱いをやめた。小久保監督は開幕を5日後に控えながらも、左翼の選手起用を考え直すと決断した。

 「DH・柳田にした時の正木の(左翼)レギュラーはない。2軍はずっと試合があるから、状態のいい外野を積極的に呼ぶ。チャレンジしてきたのは撤回。開幕まで考えます。答えが見つからなかったオープン戦でした」

 柳田、山川に続く5番に入った正木は4回に空振り三振に倒れるなど、3打数無安打に終わった。2―1の9回1死一塁では送りバントを1度で決めきれず、2度目で成功。指揮官は「バントもそうやし」と振り返った。5番での起用を想定していた栗原が11日の巨人戦で右脇腹を痛めて離脱し、代役として期待してきた。8、9日のロッテ戦での2試合連続本塁打もあったが、打率・192で信頼を勝ち取るまでにはいかなかった。

 正木は「悪くはないが、ズレもあるので自信を持って練習するだけ」と巻き返しを誓ったが、小久保監督はシビアだった。正木同様に左翼のレギュラー候補だった柳町には2軍行きを命じた。16試合出場で打率・216、3打点。2年連続で開幕1軍を逃すことになり、「僕が結果を出せなかったのは事実」と厳しい現実を受け止めた。

 1~4番に周東、近藤、柳田、山川が並ぶ25年型の打順は、ほぼ確定している。5番以降は新たな代役も視野に再考する。候補には背番号3桁の選手も含まれる。21、22日の広島戦に途中出場した育成4年目の山本について「(2軍戦で)でボカボカ打ったら支配下登録もあるよ」と言及した。

 さらに指揮官は二つの“メッセージ”も残した。セカンド一本に絞っていた牧原大が8回の守備から中堅に就いた。「オフに“外野手もします”と言ってきた。攻めにいった時の一つの手」。スタメンには今季は代打専任が基本線の中村をDHで起用し、ベテランは単打と四球で2出塁と仕事した。「(中村)晃がDHでもいいんですよ。長く強くなる点で(代打に)している中、若手がどう感じるか」。勝ち続けるために決して妥協はしない。 (井上 満夫)

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