【センバツ】ユニーク選手宣誓で笑顔の市和歌山・川辺主将 野球人口減少の中「高校野球の素晴らしさを…」

[ 2025年3月18日 10:09 ]

第97回選抜高校野球大会 ( 2025年3月18日    甲子園 )

<センバツ 開会式> 選手宣誓する市和歌山・川辺主将 (撮影・後藤 大輝)
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 第97回選抜高校野球大会の開会式が18日に行われ、市和歌山の川辺謙信主将(3年)が選手宣誓を務めた。

 「みなさん高校野球は好きですか」と問いかけるユニークな宣誓を終えると、場内からは大きな拍手が送られた。宣誓を終えると、川辺主将はニッコリ。チームメートも笑顔になった。

 開会式後のインタビューで川辺主将は「凄くうまくいったかなと思うので、うれしい気持ちでいっぱい。リハーサルではやっていたけど(本番は)感情を込めて言ったので。チームメートが良い表情をしてくれてよかった」と誇らしげだった。独特な内容の宣誓は野球部長と一緒に考えたそうで、「野球人口が減少している中、改めて高校野球の素晴らしさを全国のみなさんに知ってもらって、未来につなげていきたいという思いがあった」と説明。横浜(神奈川)と対戦する大会2日目第2試合の1回戦へ向け「初戦から全国トップレベルのチームと試合ができる。自分たちの野球をして正面からぶつかりたい」と意気込んだ。


 ▼司会の福島百香さん(福岡筑紫女学園高)素晴らしい経験になりました。今まで甲子園に関わる機会もなかったけど、今回関われて本当に良かったなって思いました。入場行進を担当していたので、選手の皆さんの誇らしげな表情、音楽と客席の空気も一緒に盛り上がって温度が上がっていき一体感が感じられ、聖地なんだなって思いました。

 ▼司会の古賀美希さん(長崎県立諫早高。選抜史上初めて2年連続で司会を務める)去年と変わらない、盛り上がる雰囲気が感じられて本当にすごいなと思いました。式典の方の司会を務めさせていただいたんですが、特に選手宣誓をされた選手の方の“頑張るぞ”っていうような気持ちというか、甲子園に懸ける思いをしっかりと感じることができて、本当に甲子園ってすごいなと思いました。

 ▼国歌独唱の鈴木心毬(みまり)さん(大分県立芸術緑丘高)このような貴重な大役を務めさせていただいて、本当に光栄だったなと思います。独唱する時にとても緊張したんですけれども、落ち着いて自分らしく気持ちよく歌うことができて本当に良かったです。選手の皆様へエールの気持ちを込めながら歌うことができてよかったです。


<宣誓全文>

 宣誓

 高校野球は100年以上にわたる長い歴史の中で幾多の困難や苦難を乗り超えながら発展してきました。その歩みを支え続けてきたのは、高校野球を愛し、その精神を受け継いできた先輩方です。大正、昭和、平成、令和と時代が移り変わる中で、高校野球の伝統は世代を超えて受け継がれ、私たちは今、大好きな高校野球を続けることができています。そして現在、野球人口が減少する中、高校野球は、新たな時代に向かい歩み始めています。

 ここで改めて聞きます。みなさん高校野球は好きですか。

 私たちは高校野球が大好きです。先輩方が紡いできた歴史と伝統あるこの大好きな高校野球をさらに魅力あるものに発展させ、未来の高校球児へと繋いでいく責任があります。私たちは今一度、野球ができる喜びを噛み締め、今まで支えてくれた全ての人たちへの感謝を胸に、仲間を信じ、そして未来のために全力でプレーすることを誓います。

 令和7年3月18日
 選手代表

 和歌山市立和歌山高等学校野球部主将 川辺謙信

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