「夏将軍」復活を目指す松山商 大野監督「あと百歩いくつもりで…」 20日から春季大会

[ 2025年3月15日 13:50 ]

大野監督の指導を真剣な表情で聞く松山商ナイン
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 復活の足音は確実に聞こえている。春の訪れが近い松山商グラウンド。20日から始まる春季大会へ向け、チームの緊張感は高まっていた。

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 春夏合わせて42度の甲子園出場を誇る名門。大正、昭和、平成と高校野球史に輝かしい足跡を残しながら、2001年夏を最後に聖地の土を踏んでいない。長すぎたブランク。コロナ禍直後の2020年4月、今治西から来た大野康哉監督の就任が一つの転換点になった。2023年は県大会で春準優勝、秋が優勝。昨年は春季大会を制し、秋も準Vで四国大会に進みながら、選抜出場の重要な選考材料となるステージでは、2年連続で初戦敗退した。

 「松山商はもう24年、甲子園から遠ざかっています。この数年、県大会優勝、四国大会出場とか、そういったことが安定して出せるようになってきたことは間違いないんですけど、それで甲子園まであと一歩だと考えているうちは、それで終わってしまうんだろうなと自分でも思ってます。選手にもまだ今から、あと百歩いくつもりで頑張ってやろうと話をしています」

 表情を変えず、指揮官は決意を口にした。「夢」への距離が明確になったからこそ、安永弦生主将が掲げる目標もシンプルだ。

 「昨年できなかった春に四国1勝、夏に甲子園1勝が今年のチームのテーマです」

 夏将軍が凱旋する時をマンモスも首を長くして待っている。

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