パドレス・ダルビッシュ OP戦初戦は3回途中2失点で降板も「全体的に良かった」

[ 2025年3月9日 06:23 ]

オープン戦   パドレス7―2ガーディアンズ ( 2025年3月8日    ピオリア )

オープン戦初戦の降板後、囲み取材に応じるパドレス・ダルビッシュ(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が8日(日本時間9日)、アリゾナ州ピオリアで行われたガーディアンズ戦に先発登板。2回2/3を投げ4安打2失点、3三振、2四死球という結果だった。

 降板後のダルビッシュは「最初の2イニングはいい感じで投げられた。最初は真っ直ぐも走ってたし、カーブでストライク取れたり空振り取れたり。早いカットボールも左打者から空振り取れたし、スプリットも最後は良くなってた。全体的に良かったんじゃないですかね」と振り返った。

 前日のブルワーズ戦が悪天候のため中止となり、スライド登板となった今春初のオープン戦マウンドだったが、ダルビッシュは立ち上がりでベテランらしい落ち着いた投球を披露した。初回、先頭のロッキオを1球で中飛に仕留めると、続くフリーマンはカウント2―2から74・6マイル(約120キロ)のカーブで空振り三振に切って落とした。3番・マンザードもこの日最速の95・6マイル(約153・8キロ)の速球で左翼への飛球に抑えたかと思われたが、左翼・ヘイワードが逆光で打球を見失い、定位置の2メートル横にポトリと落ちる二塁打としてしまった。続くロドリゲスに四球を与えて2死一、二塁のピンチとなったところで、捕手・マルドナドがマウンドに駆け寄りダルビッシュとコミュニケーションをとった。そして、次打者・ブリトは初球の95・2マイル(約153・2キロ)速球で右飛に打ち取った。

 2回はマルティネスを74・6マイル(約120キロ)のカーブで空振り三振、続くハルピンは86・4マイル(約139キロ)のスライダーで二飛に打ち取った。そして9番・ハフは86・9マイル(約140キロ)のスライダーで3球三振に切って落とした。

 だが3回、ダルビッシュが突然、崩れた。この回先頭のハフはカーブで完全に崩しながら打球は左前に落ちるポテンヒットに。続くロッキオも速球で押し込んだが、逆方向にフラフラと上がった飛球が左翼線にポトリと落ちた。アンラッキーな連打と、さらに死球で無死満塁のピンチを背負い、3番・マンザードには右前適時を許した。さらに続く4番ロドリゲスには左犠飛されて2点目。続く6番・ブリトを二ゴロに打ち取ったところで降板となった。

 不運なヒットが続いての2失点だったが、この日は速球が抜けて右打者に死球を与えるなど、制球に苦しむシーンも見られた。だが、その一方でブレーキのかかった鋭く落ちるカーブは威力満点。この日の57球中、11球がカーブで、ダルビッシュも「真っ直ぐ、スライダー、スプリットだけだとちょっと難しいかもしれないけど、カーブを見ると打者も意識するので…」と、緩急をつけるカーブに手応えを得た様子だった。

 スライド登板でのOP戦初マウンドということもあり「調整を合わせた昨日はすごく良かった。確かにスライドは自分の中で結構痛かったですけど、そういう時にそう修正するかっていうところだとは思うんですけど…」と冷静に現状を受け入れ、そのうえで「なので調整は変えずに、次、バッターの様子見たいなあとは思います」と前を向いた。プラスの面もマイナスの面でも今後に向け収穫の多い57球となった。

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