センバツV候補の横浜が東大相手に13得点の爆勝 抽選会からとんぼ返り阿部葉が気合の1発4打点

[ 2025年3月7日 19:27 ]

アマ野球オープン戦   横浜13―1東大 ( 2025年3月7日    東大G )

<センバツ抽選会>健闘を誓いあう横浜・阿部主将(左)と市和歌山・川辺主将 (撮影・奥 調)
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 センバツ野球大会(18日開幕、甲子園)で2日目に市和歌山との対戦が決まった優勝候補・横浜が7日、東京六大学の東大と対戦した。大阪の抽選会に参加していた村田浩明監督、阿部葉太主将(3年)も新幹線に飛び乗り午後3時過ぎからの試合にはギリギリ間に合った。

 ほとんどアップもせず試合に臨んだ阿部葉は先頭打者で三塁打を放って先制点を演出。2回には右翼へ3ラン、7回にも二塁打の4打点と大活躍。「アップもせず試合に入ったのは初めて。大阪のキャプテントークで優勝候補の投票が一番多かったし、横浜とやりたいというキャプテンも多くいた。だからもっとやらないといけないと思って帰ってきました」と刺激を受けての猛打賞。4番DHで出場した奥村頼人(同)も一発を放って存在感を発揮。投げては織田翔希(2年)が5回1死で降板したが5安打ながら1失点(自責0)、6奪三振とまずまずの投球。2打席とも三振に倒れた東大の酒井捷(4年=仙台二)は「最初のストレートを見たとき、法政の篠木君(DeNA2位)みたいな、それ以上のストレートだった。高校というより社会人でもなかなかないボールでした。大学生の意地を見せなくちゃいけなかったのに悔しい」と脱帽。それでも織田本人は「精度とか気にしすぎて打者に向かっていってなかった。課題が出ました。全然ダメです。50点ですか」と浮かない表情だった。

 6回には2ランスクイズ、盗塁、エンドランなど小技もきっちり決めた。7回終了で5時を過ぎ暗くなったため、審判団が協議してコールドの予定が「奥村頼を投げさせたいのであと1イニング守らせてほしい」と村田監督のお願いで8回表の攻撃を省略してエキストラの守り。3安打で1失点したが数日前まで39度の高熱で、この日が復帰戦。投げられただけで収穫だ。

 約600人収容のスタンドは満員となり、立ち見も出た異例のカード。東大の杉浦海大主将(4年)が同じ神奈川の湘南OBということで熱望して実現した試合。村田監督は「お客さんも多くて甲子園のような雰囲気を味わえた。東大さんには感謝しかないし、いい経験をさせていただいた」と頭を下げた。

 優勝候補No.1の横浜。「初戦が一番大事」(村田監督)とプレッシャーはかかるが「ワクワクというか楽しみ」と織田の言葉がナインの気持ちを表していた。(学年は新学年)

 <東大>大敗した東大はさすがに悔しそう。試合前は「リーグ戦で強豪校と対戦するにはムダな四球やエラーをなくすこと」と話していた大久保裕監督だったが初回、2回と失策が絡んで5点を失った。エース渡辺向輝(4年=海城)は次戦に登板予定がありこの日はベンチ外。「もし、きょう投げていたらガチで抑えにいったと思う。今季は1、3戦に投げられるよう体力強化をしてきた。勝ち点を取ることが目標です」と横浜のレベルの高さに驚きながら、リーグ戦に向けて意欲満々だった。

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