バリー・ボンズ氏 大谷翔平の偉大さを認めつつも「今の野球は昔とはかなり違う」 当時との違いは?

[ 2025年3月7日 08:58 ]

ファンの声援に応えるバリー・ボンズ氏(AP)
Photo By スポニチ

 メジャー最多762本塁打を放ち、サンフランシスコ・ジャイアンツの特別アドバイザーも務めるバリー・ボンズ氏(60)が、元NBA選手マット・バーンズ、スティーブン・ジャクソンのポッドキャスト「All the Smoke」に出演。大谷翔平の偉大さを認めつつも、ドジャースのスーパースターは「ソフトな時代」に恩恵を受けていると語った。

 ボンズ氏は大谷について「投げても打っても走っても見事だし、何でもできる選手。そこは疑いの余地もない。彼がこれまで成し遂げてきたことも素晴らしい」と絶賛。そのうえで「ただ、今の野球は昔とはかなり違うんだ」と切り出した。

 「俺の時代なら、大谷が2本ホームランを打つなんてことはない。その前に1球は頭に向かって投げられてくるからね。盗塁を2つ決めるなんてこともない。誰かが彼の膝を狙ってつぶしにくるはずだ。昔の野球はそういうゲームだったんだ。誰であろうと関係なかった」

 大谷は2024年、史上初となるシーズン「50本塁打・50盗塁」を達成したが、ボンズ氏は、「40本塁打・40盗塁」までだった。「打者としては、ホームランを打った後に次の打席で何が起こるか、危険性を考えながら打たなければならなかった。私の場合、問題を回避し身体を守るためにコンタクトヒッターとして対応しなければならなかった。一方で、今の選手たちはただひたすら打てる環境にある」と違いを強調した。

 環境の違いについて言及したが、大谷の才能に関しては疑う余地はない。大谷は今季、投打二刀流の復活が期待されるが、ボンズ氏は打者に専念することを願う。「彼にはぜひ打者に専念してほしい。打撃の才能は桁違いだからね。投手としては、やはり疲労が心配だ。だから時々ブルペンから登板するのがいいんじゃないかと思う。DHをやっているわけだから、ブルペンから出てきて1イニングか2イニング投げることもできる。彼はリリーフとしても本当に優れているからね。支配的なリリーバーになれる。先発投手としてもすごいけど、先発を続けると、負担が大きくなって疲れてしまうかもしれない。もしブルペンから投げるなら、圧倒的な投球ができると思う」と語っている。

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年3月7日のニュース