伊東勤氏 「使える」と思わせたドジャース・朗希の冷静さと球威

[ 2025年3月6日 01:30 ]

オープン戦   ドジャース4―2レッズ ( 2025年3月4日    グレンデール )

<ドジャース・レッズ>5回、マクレーンを見逃し三振にしとめる佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 【伊東勤 視点】佐々木にとっては大きな収穫のあるオープン戦初登板になった。この試合、佐々木は結果を求められていたと思う。重圧はあっただろうが、ピンチを迎えても冷静に対処できていた。

 5回1死から右前打を許し、フェアチャイルドには抜け球が死球になった。1死一、二塁。ずるずるいってもおかしくない展開だったが、続くフリードルにはスライダー気味のスプリットで見逃し三振。マクレーンにも内角に落ちのいいスプリットで見逃し三振。絶妙に制球された変化球でピンチを脱した。

 懸念されていた直球の質も上がっていた。6回は無死二塁から4番・ヘイズを低め158.3キロで見逃し三振。2死二、三塁からマルテを156.9キロで押し込んで一邪飛に切り抜けた。

 開幕に向けて仕上げていけば、もう一段階球速も上がってくる。球威は戻りつつあり、走者を置いての冷静な投球も光った。首脳陣は「使えるな」と感じたと思う。試合後、ロバーツ監督が東京ドームでの第2戦先発を示唆したようだが、あと2週間。慎重に調整してほしい。(スポニチ本紙評論家)

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