日本ハム・清宮幸「我愛全壘打」今季実戦1号!前日3の0「無安打で帰るわけにはいかない」

[ 2025年3月3日 06:00 ]

練習試合   日本ハム8―0台湾・中信 ( 2025年3月2日    台北D )

2回、2ランを放つ日本ハム・清宮幸
Photo By 共同

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が2日、台湾・中信との交流試合に「3番・三塁」でスタメン出場し、2回に右越えに今季の実戦1号を放った。前日の統一戦に続き、2万6879人と多くのファンが詰めかけた試合で、現地での知名度も高い男が躍動。プロ入りから「未完の大器」と称されてきた8年目の長距離砲が、台湾の地で決意の号砲を打ち上げた。

 歓迎と称賛の拍手を浴びる。清宮幸は、万感の思いで満員のスタンドを見渡した。訪台は今回で4度目。ヒーローインタビューでは上達した中国語を使うと決めていた。「我愛台湾(台湾が大好き)!」。台北ドームの中心で、愛を叫んだ。

 現地のファンも目を丸くした今春初アーチは2回だ。一挙5点を奪い、なお2死二塁から直球を捉えた。右翼ポール際に運ぶ2ラン。今春キャンプの実戦は8試合に出場し、打率・455と好調を維持したが、本塁打がなかった。2月以降の実戦出場10試合目で生まれた待望の一発に「ようやく打ててホッとした。我愛全壘打(本塁打を愛しています)!」と白い歯を見せた。

 昨年12月に現地で行われた今シリーズのPR会見に1人で参加。中国語で「放馬過来(かかって来い)」と“宣戦布告”のリップサービスもしたことで、現地では万波と並ぶ人気を集めていた。前日の統一戦は3打数無安打も、4回の右前打も含め2安打2打点。「こんなに歓迎してもらって無安打で帰るわけにはいかないと思っていた」と汗を拭った。

 滞在中は台湾料理も満喫した。元同僚で現在は台湾・台鋼に所属する王柏融(ワン・ボーロン)が差し入れた小籠包(しょうろんぽう)のほか、お気に入りは黄色い見た目の辛みが少ない台湾キムチ。においが強い伝統料理の臭豆腐にも挑戦したこともあり「(外国の料理も)どうせ来たなら食べてみたいという気持ちが勝つ。世界中のどこでも生きていける」と胸を張る。新庄監督も「(台湾に)印象付けたんじゃないですか」と評価した。

 今季から使用解禁になった「牛骨バット」で快音を響かせた清宮幸は、台湾名物の牛肉麺についても「この後、食べようかな」と目を輝かせる。昨季は89試合の出場で規定打席にも届かなかったが、打率・300、15本塁打。このまま好調を維持し、覚醒が期待されるシーズンへと向かう。(田中 健人)

この記事のフォト

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月3日のニュース

広告なしで読む