ソフトバンクの強心臓ルーキー・岩崎峻典 平常心で目指せ開幕1軍っす

[ 2025年3月2日 08:00 ]

ソフトバンク・岩崎
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 ひょうひょうと開幕1軍入りへのステップを踏んでいる男が、気になる。ソフトバンクのドラフト6位ルーキー・岩崎峻典投手(21=東洋大)だ。宮崎春季キャンプではB組でのスタートから2月28日にA組(1軍)に昇格。4日のHonda熊本戦(タマスタ筑後)で対外試合3試合目の登板を控えている。

 「普通っす。いつも普通です」と何を聞いても、第一声は何が普通か分からないがノーマルを主張する。マウンドでのモットーは平常心。「平常心のヤツが結局、一番強いっす」と言う。まったく動じずに、ここまで淡々と打者を封じている。

 2月17日の紅白戦にお試し枠としてB組から出番をもらって打者4人を料理。小久保監督に「一番、光ったのは岩崎。また見たい」と言わせても「別に普通っす」と浮き足立つ様子もなく、冷静に語っていた。

 同23日には初の対外試合となったオリックスとのオープン戦に4番手で登板し、1回を1安打無失点。同27日の韓国・斗山との練習試合でも9回を完全投球で締めた。「最近、めっちゃいい感じのツーシーム、めっちゃ投げたっす」と最速153キロの直球とカーブ、カットボール、スライダー、スプリットとは別に実戦で新球種を試投していた。そんな強心臓も魅力だ。

 履正社(大阪)2年夏の大阪府大会で背番号「17」でメンバー入りして優勝投手となり、その後、夏の甲子園でも優勝投手となった。東洋大では、公式戦でほぼ毎試合投げてきたと自負する。実戦で踏んできた場数も、強みだ。

 「どの場面でもええです。“いけ”と言われたところで行きます。チームの力になりたい」。万能右腕・岩崎は普通に開幕まで1軍に食らい付きそう。そんな静かな熱がある。(記者コラム・井上 満夫)

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