メジャーでも試験導入される“AI審判”を小林至氏が考察「韓国の方が動き早い」

[ 2025年3月2日 19:28 ]

メジャーでも審判は“AI”になるかもしれない
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 東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。メジャーで今季から試験的に導入される「全自動判定技術システム」いわゆる“AI審判”を解説した。

 メジャーは導入を前提に2種類のシステムを試験する。

 (1)全自動システム 高性能カメラとAIがすべてのストライク・ボール判定を行い、審判は伝達役。

 (2)チャレンジシステム 人間の審判が判定するが、選手はチャレンジできる。

 “AI審判”や“ロボット審判”と呼ばれるこの全自動システム導入の目的は「誤審をなくすこと」だという。

 投手の球速が160キロまで上がり、打者も見えないのに審判は本当に見えているのか疑念が生じているという。

 小林氏によれば、カウント1ボール1ストライクからの打率は3割2分くらい。これが1ボール2ストライクからだと打率は1割8分を切る。逆に2ボール1ストライクからだと3割2分~4分に上昇するという。

 小林氏は「この1ボール1ストライクからの1球で相当状況が変わる」。その1球が誤審では選手もたまらないと指摘した。

 投手と打者の駆け引きこそ野球の醍醐味という意見も目立つが「選手は正確な方がいい。正確に投げるために練習している」と否定した。

 “AI審判”の導入は試合時間の短縮にもつながっているという。

 すでに韓国プロ野球は昨年から導入し、試合時間の19分短縮に成功した。その判定制度は99・9%だという。

 小林氏は「ピッチクロックも導入する。韓国の方が動きが早い」と、主張した。

 将来的には日本でも導入されることが推測されるが、小林氏は唯一「フレーミング技術がぱーになる」と、ボールをストライクに見せる捕手のキャッチング技術が消滅することはもったいないと話した。

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