大谷翔平 異例の後払い契約効果でチームがWS制覇「報われた」手術した左肩は「順調」米紙独占取材で激白

[ 2024年12月6日 12:15 ]

プロスポーツ史上最高額でドジャースと契約した大谷翔平
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 米全国紙「USAトゥデー」が5日(日本時間6日)、ドジャース大谷翔平投手(30)の独占インタビューを公開。大谷本人や関係者の話を基に激動のドジャース1年目を振り返った。

 同紙は今月4日に大谷に取材。「大谷翔平が語るドジャースのワールドシリーズ優勝と7億ドルの契約」との見出しで特集を掲載し「スポーツ界を揺るがした彼の重大な決断について振り返った」とした。

 大谷は昨年12月にドジャースと10年総額7億ドル(決定時約1015億円)で契約し、約97%が後払いの異例の契約を結んだ。同紙は「これはスポーツ史上最大の契約であり、野球選手としての最高契約額を64%も上回るものだった」と伝えた。また、大谷の歴史的活躍で「ドジャースは394万人のファンを動員し、これはフランチャイズ史上2番目に多い数字だった。1試合平均4万9067人を記録し、そのうち5万人以上の観客を動員した試合は37試合だった」とした。

 同紙は今季の大谷の活躍について「大成功を収めた」と評しつつ「しかし、ドジャースはさらに大きな成功を手にした」とドジャースの大谷への投資が大成功だったと結論づけた。大谷効果として「ドジャースは、大谷と契約した後に企業スポンサーシップ、商品販売、チケット販売でどれだけの収益を追加したかについては明らかにしていないが、日本企業がクラブと高額なエンドースメント契約を結んだこともあり、業界の推定では約1億2000万ドル(約180億円)に達していると言われている」と伝えた。

 大谷は大リーグ史上初の「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成し、チームをワールドシリーズ制覇に導いた今季を振り返り「これは僕の期待を超えました。初めてプレーオフに出場しました。ワールドシリーズも優勝しました。これ以上何を望むことができますか?」と話したという。また「ドジャースは多くの成功を収めており、ほぼ毎年プレーオフに進出していました。私はエンゼルスにいましたが、外部から見ると、ドジャースがプレーオフに進出するのは簡単に見えました。しかし、実際にチームの一員になると、プレーオフに進出するだけでも本当に厳しい戦いで、大きな苦労がありました。パドレスが終盤で大きなプッシュをして、それを防ぐのは大変な経験でした。でも、それはとても特別で、とても感動的で、本当に楽しみました」と振り返った。

 同紙は「30歳の大谷は、日本では国民的英雄でありながら、その人気を過小評価しようとする。彼は、ドジャースにはカーショー、ベッツ、フリーマンのような多くのスター選手がいることを忘れないようにと言う」と他の選手を立てる姿勢を高評価した。また、大谷は「非常に謙虚な気持ちになります。もちろん、感謝しています。私が持っているもの、皆が私を支えてくれていることに非常に感謝しています。そうは言っても、私がすることは本当に変わりません。私は野球というスポーツに集中し続け、毎日少しでも良くなるように努力し、フィールド上で全力を尽くし、最善を尽くします。しかし同時に、野球の人気が増し、さまざまな国で野球がより人気になることを願っています。このスポーツの成長が続くことを願っています」と話したという。

 大谷は自身の後払い契約によってドジャースが効果的な補強を行い、ワールドシリーズを制覇したことにも言及。「確かに報われました。彼らが今、フィールドを改装していること(クラブハウスに1億ドル)や、他の選手を獲得するためにさらに多くのリソースを投入していることを知っています。だから、私たち全員がドジャースのワールドシリーズ優勝を助けるために自分の役割を果たしたことを知るのは、新鮮でやりがいがありました」と話した。

 大谷はワールドシリーズで脱臼し、オフに手術した左肩のリハビリにも言及。自ら英語で「So far, so good.Everything is going well(ここまでは順調です。全てがうまくいっています)」と現状を説明したという。

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