「残り試合もいける時に走って」ドジャース監督は49盗塁の大谷に“自身超え”願う「残念ながら私は…」

[ 2024年9月19日 11:26 ]

ナ・リーグ   ドジャース8-4マーリンズ ( 2024年9月18日    マイアミ )

<マーリンズ・ドジャース>初回、大谷は二盗を決め49盗塁に到達(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が18日(日本時間19日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数1安打1盗塁で今季49盗塁目をマークし、史上初の50本塁打、50盗塁に足でまず王手をかけた。チームはマーリンズに勝利し90勝(62敗)に到達した。

 初回の第1打席は相手先発左腕・ウェザーズの95・7マイル(約154キロ)の内角直球を左前に運び、2戦連続安打をマーク。さらに、次打者・ベッツの初球ですかさずスタートを切り、6試合ぶりとなる二盗に成功した。これで「48-49」とし、デーブ・ロバーツ監督が持つキャリアハイのシーズン49盗塁の記録に並んだ。

 試合後、ロバーツ監督は大谷の二盗について「(スタートが悪かったので)悪い送球を期待していた。良い送球だとアウトになると思った。ただ、彼の走力を意識し(相手捕手)フォーテスは送球を急がなければならず、セーフになった」とタイミング的にはアウトだったが、悪送球でセーフになったと一安心した。

 そして「明日か本拠地に帰ってから記録を破ってくれることを願っている。残り試合もいける時に走ってくれればいい。グリーンライトだ」と自身を上回る50盗塁に期待を寄せた。

 また、49盗塁した2006年シーズンを振り返り「50盗塁。残念ながら私は49盗塁で止まってしまった」と少しだけ悔しさも見せ「翔平は素晴らしいシーズンを送っている。DHとして素晴らしい打撃成績を残しているが、さらに驚くべきことは足を積極的に生かして盗塁を積み重ねていること。それは技術、才能、どうやってそれをやっているのか…我を忘れるほどとても印象的だ」と大谷を称賛した。

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