巨人・浅野翔吾 絶妙セーフティーは「打てる気がしなかったので」 爆笑声出し「明日は考えている」

[ 2024年9月19日 22:50 ]

セ・リーグ   巨人6―0DeNA ( 2024年9月19日    東京D )

<巨・D>5回、セーフティーバントで一塁に滑り込み安打とする浅野(撮影・光山 貴大)
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 巨人の浅野翔吾外野手(19)が19日のDeNA戦(東京D)でまたも攻守に躍動した。

 「2番・右翼」に入って先発出場。

 初回の第1打席では無死二塁で四球を選んでチャンスを拡大し、大城卓の犠飛でチーム2点目の本塁生還を果たすと、直後の2回守備では宮崎の右中間への大飛球にフェンス際で追いつき、豪快にジャンピングキャッチ。抜けていれば長打になっていただけに、マウンドの戸郷翔征投手(24)が帽子を脱いで浅野に感謝したほどだった。

 3―0で迎えた5回、先頭打者として入った第3打席では初球を三塁線に絶妙なセーフティーバントを決めて内野安打。4番・岡本和の25号2ランを演出し、8回の第5打席では2死二、三塁で弾き返した三ゴロが宮崎の失策を誘発して6点目ももぎ取るラッキーボーイぶりだった。

 浅野との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――セーフティーバント。
 「先頭で、後ろに頼れる先輩がいるので、なんとかと。3点ではまだ、野球は何が起こるか分からない。とにかく1点でも多く取りたかった。打てる気がしなかったので(笑い)、可能性があるほうを選んでセーフティーにしました」

 ――岡本和の2ランにつないだ。
 「とにかく追加点がほしかったので、和真さんに打ってもらって2点入ったというのは大きかったです」

 ――足でもアピールしたい。
 「そうですね。バント自体、あまりしたことがなかったんですけど、1軍ですることによって自信もついてくると思う。そういった攻撃の仕方も今後、できるようになっていけたら武器になるんじゃないかなと思います」

 ――犠打も上手。
 「練習でもしっかりとやっているので、そこはミスも怖れずどんどんチャレンジしていけたらいいなと思っています」

 ――好守もあった。
 「普段から亀井さんと一緒に、守備の練習…送球とか打球捕もしているので、昨年よりは自信を持ってできているのではないかなと思います」

 ――チャンスメークの意識が強い。
 「今日は2番バッターだったので、とにかく後ろに走者がいる状況で回したかったので、そこはちょっと考えながらいつもよりボールを選ぶことをやっていました」

 ――試合前の円陣で声出し役。
 「あんま面白くなかったですよね(笑い)。ちょっとまだ明日もあるので、考えていきます」

 ――どう考える。
 「パッと浮かんだやつを。でも、明日は考えているので(笑い)」

 ▼阿部監督 自分でセーフティーをやったり、なんとかという姿が見えた。(2回の美技は)ナイスプレーでしたけど、あれを楽勝で捕れるようになってほしいなと思います。

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