落合博満氏 日本球界の変化球の命名に疑問「何か新しいボールがあるとすぐ名前ついちゃう」

[ 2024年9月5日 17:05 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が5日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。変化球の命名の仕方に疑問を呈した。

 落合氏は「縦のスライダーってどうやって解釈する?」とスタッフに質問。「カーブではないんですよね」と言われると「スライダーっていうのは、横にスライドするからスライダーっていうんであって、縦にスライダーっていうのはオレにはよくわかんない」と話した。

 テロップでは信子夫人の「スライドって滑るって意味だから縦に滑り落ちるってことじゃないかしら」とのコメントが出たが、落合氏は「だから速いカーブっていうふうにすればいいんだろうと思うけども」と笑った。

 スタッフから「落合さんから見たら速いカーブなんですね」と聞かれると「速いカーブだよ」と返答。「カーブにも何種類かあって、抜くカーブもあれば、切るカーブもある。だから今の野球界の名前の付け方がよくわかんない」と笑った。さらに「何か新しいボールがあるとすぐ名前ついちゃうっていうね」と困惑した様子で話した。

 また、かつてはフォークと呼ばれ、現在ではスプリットと呼ばれることが多くなった落ちるボールの命名についても「あれは挟んでんだから、スプリットじゃなくてフォークだと思うよ。こうやって(人差し指と中指を広げて)挟むんならフォークですよ」と力説。しかし、テロップでは信子夫人の「フォークって日本独自の表現でメジャーだとスプリットって言うわよね」とのコメントが出された。

 さらに「浅めに挟むか、深めに挟むかは別にして挟むっていうのがフォークですよ」と最後まで譲らなかった。

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