ドジャース指揮官 ベッツ復帰後も大谷翔平「1番」起用は「即座に攻撃を始めることができる」

[ 2024年8月13日 08:50 ]

ナ・リーグ   ドジャース-ブルワーズ ( 2024年8月12日    ミルウォーキー )

試合前にメディアの取材に対応するドジャース・ロバーツ監督
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 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦を前にメディア取材に対応。大谷翔平投手(30)を1番で起用し続ける理由を語った。

 この日は左手骨折で離脱していたベッツが46試合ぶに復帰し「2番・右翼」でスタメンに名を連ねた。ベッツの復帰に指揮官は「彼が外野にいるのを見て、外野で働き、ラインナップに彼の名前を入れることができた。また、各打順に選手を配置することで、厚みが増し、より良い野球ができるようになったと思う」と喜んだ。

 不動のリードオフマンだったベッツが復帰も大谷を変わらず「1番」で起用した理由について「翔平は1番でも心地良かったと感じている思う。即座に攻撃を始めることもできるしね。2人の左打者を分けたことでムーキー(ベッツ)の打撃意欲を高めている。ムーキーは1番か2番を打つ意欲がある。翔平も同じだ」と大谷、フリーマンと左打者の間に右打者のベッツを挟むメリットを語り「翔平とムーキーが(1試合で)5打席に立つ可能性がある。彼らが1番、2番を打つことは、我々のボールクラブの最高バージョンだ。 翔平が1番、ムーキーが2番でね」とした。

 そして、大谷の後にベッツ、フリーマンが控える打順にすることで「翔平が打席にいる時、相手は屈服するつもりはないと思う。先頭打者を歩かせてムーキーやその後ろの選手たち、フレディ(フリーマン)や他の選手たちを迎えたくないからね」と相手バッテリーも大谷との勝負を避ける選択肢が取りにくくなるのではとした。

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