大谷翔平 3戦ぶり今季29盗塁 日本選手初のトリプルスリーへ、30盗塁まであと1 年間42盗塁ペース

[ 2024年8月4日 10:09 ]

インターリーグ   ドジャース―アスレチックス ( 2024年8月3日    オークランド )

初回、二盗に成功するドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が3日(日本時間4日)、敵地でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。3試合ぶりの今季29個目の盗塁を決めて30盗塁まであと1盗塁とし、日本選手初のトリプルスリーに向けて本塁打(33本)に続いて盗塁数でも条件クリアに王手をかけた。これで年間42盗塁ペースで、前日まで年間47発ペースの本塁打と合わせて、大リーグ史上6人目の40本塁打&40盗塁も視野に入れている。

 第1打席に新人右腕スペンスとの対戦で四球を選ぶと、大谷が早くも仕掛けた。初球からスタートを切り、二盗に成功。しかし、相手野手のタッチが左あご付近に当たり、表情をゆがめる場面もあった。その後T・ヘルナンデスの中飛で三塁にタッチアップと初回から大谷が精力的に動いた。しかし、ラックス、スミスが倒れて先制点はならなかった。

 7月30日のパドレス戦では四球で出塁した初回に日本選手最多の4試合連続盗塁を決め、自己最多を更新する28個目の盗塁をマークした。4試合連続盗塁は今季2度目で、イチロー、松井稼頭央に並ぶ日本選手最多タイ。打撃だけでなく、足でも観客を魅了している。

 大谷は2日に4試合ぶりの一発とする33号を放ったが、この日の試合前に本塁打王を争うブレーブス・オズナが5試合ぶりの一発とする32号をマークして再び1本差に迫られた。オズナは打点ではリーグトップを維持しており、打率、本塁打でトップに立つ大谷の3冠王の強力なライバルとなっており、後半戦のタイトル争いにも注目が集まる。

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