ソフトバンク・長谷川2回パーフェクト「投げたときに不安はあったんですけど、自信に間違いなくなった」

[ 2024年4月22日 05:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1ー3オリックス ( 2024年4月21日    ペイペイD )

<ソ・オ>7回を投げ終えグラブを叩くソフトバンク・長谷川(撮影・岡田 丈靖)
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 2週間ぶり2度目の登板と思えない満点ピッチだった。日本ハムから現役ドラフトで加入したソフトバンクの変則左腕、長谷川威展投手(24)が1点ビハインドの6回から救援し、2回をパーフェクトに抑えた。「投げたときに不安はあったんですけど、自信に間違いなくなった」とうなずいた。

 開幕1軍入りしたが、これまで4月7日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で打者2人でアウトを1個取ったのみだった。先発陣が好調で勝利の方程式も安定し、首位を走るチームのもと、腐ることなく出番を待っていた。「来るときが必ずあると思うので。その日のために心は落とさないように」と日々を振り返る。ブルペンでは自分が登板したという想定でイメージトレーニングを重ねてきた。

 ビハインドの場面で三振を狙わず、テンポよくストライクを投げ込み、「四球よりヒットの方がいい」という感覚でゾーンに投げ切りゴロアウト4つ、フライアウト2つの完全投球。開幕してからはペイペイドーム初見参で名刺代わりの投球になった。

 ここまでブルペンで一番、日の当たらなかった背番号59の満点投球に小久保監督は「ようストライク入りましたよね。大したもんです」と目を細めた。V奪回を目指すチームの大事なピースになりそうだ。

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