広島　雨に「救われた」今季2度目のドロー　6回表失点直後に中断　新井監督「最終的に勝ち星ではなく…」

セ・リーグ   広島0ー0巨人 （ 2024年4月21日    マツダ ）

＜広・巨＞5回降雨コールドとなり、あいさつを終えて引き揚げる新井監督（左）ら広島ナイン（撮影・奥　調）
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　広島は雨に救われ、巨人3連戦は初戦に続いて今季2度目の引き分けに終わった。ナイターで勝ったDeNAと入れ替わり、5位に後退した。

　捕手の坂倉を今季初めて一塁起用して4番に置いた一戦。初めて得点圏に走者を進めた5回2死一、二塁が唯一の好機だった。準備させた代打・松山を見送り、投手の大瀬良をそのまま打席に立たせて無得点。新井監督は「（セットアッパーの）島内を上がりにしていたし、球数（5回で85球）的にまだいけたというのもある」と理由を説明した。

　直後の6回表に先制を許したところで雨脚が強まって中断。6回裏終了に至らなかったことで巨人の得点は認められず、記録上は5回裏終了降雨コールドで終えた。

　「天候なので仕方ない」としつつ「（順位決定は）最終的に勝ち星ではなく勝率なので」とも話し、幸運な引き分けだったことを暗に認めた。