プロ注目の天理・松本が勝負強さ発揮のタイムリー「得点圏で一本打てて…」 今春はバットに専念

[ 2024年4月22日 07:00 ]

春季高校野球奈良大会2回戦   天理6ー1法隆寺国際 ( 2024年4月21日    大和郡山市営 )

<天理・法隆寺国際>3回先頭で右前打を放つ天理・松本(撮影・河合 洋介)
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 春季奈良大会2回戦で初戦を迎えた天理が11安打6得点で快勝した。

 プロ注目の松本大和(3年)が「4番・一塁」で2安打1打点の躍動。1―0の初回1死三塁で右前適時打を放つなど勝負強さを示し、「得点圏で一本打ててよかったです」と笑顔を見せた。

 強豪校で1年夏の甲子園から背番号3を背負い、高校通算10発を誇る左の強打者。最速144キロ右腕としてエース格の一人でもある。ただし今春は野手に専念中で「チャンスで打てる信頼される打者になる」と集中した。

 藤原忠理(ただまさ)監督が今年1月に就任。昨年までは天理大を率い、「新基準バットで大量得点はつくれない。今日のように1点ずつ取っていきたい」と振り返った。公式戦初采配で6犠打。手堅い攻撃を信条とする「新生・天理」が好発進を決めた。
 (河合 洋介)

 ◇松本 大和(まつもと・やまと)2006年(平18)4月25日生まれ、奈良県大和高田市出身の17歳。小1で野球を始め。中学では橿原ボーイズに所属。天理では1年夏の甲子園に背番号3で出場。1メートル76、80キロ。右投げ左打ち。

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