ダルビッシュ有 大谷翔平との2度目の対決で右前打許す 第1打席は遊ゴロ 自身4度目の開幕投手

[ 2024年3月20日 19:49 ]

<パドレス・ドジャース>ダルビッシュの外角球にバットを出したが第1打席は遊ゴロに倒れた大谷(撮影・光山 貴大)
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パドレスのダルビッシュ有投手(37)が20日、自身2年ぶり4度目となる開幕投手として韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたドジャース戦に先発。大谷翔平投手(29)との2度目の対決で右前打を許した。

 3回2死走者なしで迎えた2度目の対決。カウント2-2と追い込んだが、内角を狙ったツーシームが甘く入って右前に運ばれた。さらに次打者フレディー・フリーマン内野手への初球に大谷に二盗も許した。

 初回の日米通じて初対決は無死一塁の場面。カウント2-1からの4球目のツーシームで泳がせて遊ゴロに打ち取った。

 日本ハムの後輩で、同じ背番号11を背負った大谷とは日米通じて初対決となった。18日の会見では「今まで一緒にトレーニングしたけど、敵として戦う。勉強して、あまり私情は入れずにしっかり打者として対戦したい」と意気込みを語っていた。

 ダルビッシュは2011年オフ、日本ハムからレンジャーズへ移籍。2013年に日本ハムに入団した大谷に背番号11が引き継がれた。2015、16年には合同自主トレを行い、トレーニングメニューや知識を授け、大谷の成長を手助けした。昨年3月のWBCでは2人で3大会14年ぶり世界一の立役者に。運命のように導かれてきた2人の糸が、ついにこの韓国ソウルで交錯した。

 米国でのオープン戦は3試合で2勝0敗、防御率2.89。ヤンキース・田中将大(現楽天)に並ぶ日本投手最多4度目、2年ぶりの大役へ、チーム最年長の37歳は「チームとして勝っていくという気持ちを感じている。たくさん勝てるようなシーズンになれば」と力強く話していた。

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