【センバツ】別海 4回に影山が“聖地”初安打!公式戦初の土の球場が甲子園

[ 2024年3月20日 09:55 ]

第96回選抜高校野球大会第3日第1試合 1回戦   別海―創志学園 ( 2024年3月20日    甲子園 )

<別海・創志学園>4回、別海・影山は左前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 21世紀枠で初出場の別海(北海道)は初戦で、7年ぶり4回目出場の創志学園(岡山)と対戦した。

 創部46年で春夏通じて初出場で、歴代最東端からの甲子園出場。昨秋は釧根支部予選のウインドヒルひがし北海道、北海道大会の札幌ドームと球場はいずれも人工芝で、公式戦で初めての土の球場が甲子園となったナインが聖地で待望の安打を放った。

 1点を追う4回1死から影山航大(3年)が三遊間を破る左前打。記念すべきチーム甲子園初安打となった。2死から影山の二盗、中道航太(3年)の四球と相手暴投で二、三塁と好機をつかんだが、堺暖貴(3年)は空振り三振に倒れた。

 同校がある別海町は、牛乳生産量日本一とされる酪農の町。人口約1万4000人の8倍となる11万頭余りの牛が飼育されている。部員19人(選手16人)のうち6人の家庭が酪農業に従事。農業や漁業に従事する地元町民が手づくりした練習施設を利用し、昨秋の北海道大会では準決勝で優勝した北海に善戦したことが評価され、21世紀枠で選出された。

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