中日・立浪監督が高橋宏の開幕ローテ外し検討「中途半端な状態で開幕に入っても…」

[ 2024年3月17日 07:00 ]

オープン戦   中日4ー3阪神 ( 2024年3月16日    バンテリンD )

<中・神>2回を終え、ベンチへ戻る高橋宏(右)と選手らを見つめる中日・立浪監督(撮影・須田 麻祐子)
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 中日・立浪監督が制球に課題を残すなど状態が上がらない高橋宏について開幕ローテーションから外す検討に入ったことを明かした。

 「球速は出ているが、打者の反応を見るとスピードガン以上の速さを感じていない。中途半端な状態で開幕に入っても…ということも考えないといけないのかなと思っている。投手コーチと話し合ってから決めます」

 開幕まで2週間を切っても不安が解消されない。初回は2死からの連続四球で満塁を招き、糸原の左前打で先制点を献上。2ストライクから3球目の外角154キロを簡単に打ち返された。最速156キロでも初回だけで34球など3回73球。速球やスプリットでなかなか空振りを取れず、計3四球を与えた。

 春季キャンプから荒れ気味。当初のすり足気味のフォームから左足を上げる形へ戻して以降も微修正を繰り返し、オープン戦3試合計9イニングで7四死球と兆しが見えない。飛躍を期す4年目の目標の一つに掲げてきた開幕投手は既に先輩の柳が最有力。「リズムが悪い、制球が悪い。このような投球をしていたら、開幕ローテーションに入れるかも怪しい。いまのままなら29日からの試合で投げられる状態ではないので、しっかりやっていきたい」と前を向いた。(湯澤 涼)

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