巨人ドラ1・西舘 ブルペンで初変化球 カーブ投げリリースポイント調整

[ 2024年1月23日 05:30 ]

ブルペンで投げる西舘(撮影・西川祐介)
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 最速155キロ右腕の巨人1位・西舘(中大)が、新人合同自主トレで初めて変化球を披露した。ジャイアンツ球場のブルペンで片膝立ちの捕手を相手にカーブを3球。直球主体の中で自らリクエストし、「投げ方の理想というかイメージの中で、カーブの投げ方が一番いい」と意図を明かした。

 中大時代から継続する調整法だ。「座らせたら1、2球目は絶対カーブを投げる感じでやっていた」。武器の直球が生きる理想のリリースポイントを、カーブを投じることで確認。「(ボールをリリースする位置が)下がっていくと直球も弱くなってしまう。それが怖い」と分析する。

 クイックモーションから投げ込む直球の力強さは、日に日にアップ。「7割くらい」という力で最速144キロをマークした。

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