西武 ドラ1武内のブルペン投球を受けたのは22歳の新人ブルペン捕手 現場デビューに「緊張しました」

[ 2024年1月23日 13:42 ]

西武の古賀ブルペン捕手
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 西武の「新人ブルペン捕手」が緊張のデビューだ。

 西武の新人合同自主トレが23日、埼玉・所沢の球団施設で行われ、ドラフト1位・武内夏暉投手(22=国学院大)が3度目のブルペン投球を行った。

 初めて捕手を座らせて38球を投げたが、受けた捕手も武内と同じルーキー。おまけにこの日がデビューだった。

 古賀義人(よしと)ブルペン捕手(22)。福岡にある日本経済大から西武球団にブルペン捕手として採用され、この日が初仕事。いきなり即戦力左腕のボールを受け「緊張した。今まで受けたことがないボール、速さだった。150キロ近い球を見たことも、捕ったこともなかったし、ビックリしました」と初々しく話した。

 小学生から捕手としてプレーし、大学でもプロを目指していた。しかし故障や不振などもあって大学3年時に「裏方に回ろう」と学生コーチに転身したという。

 西武に入団し、この日が初の現場。武内のカーブ、ツーシーム、スライダーなどの変化球も丁寧に捕球し、さらに「投手を声で盛り上げないと、と思いました。あとは(ミットの)音ですね」と古賀ブルペン捕手。春季キャンプは高知でのB班(2軍)に参加する。他のルーキーとともに、ここから裏方として一人前になるべく成長していく。 

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